雪国館と川端康成ゆかりの地、小説「雪国」の舞台をたどるプラン


JR越後湯沢駅の西口から歩いて約7分、正式には「湯沢町歴史民俗資料館」という資料館です。川端康成は昭和9年(1934年)から湯沢の温泉宿に滞在し、この地を舞台に小説『雪国』を書き進めました。館内には『雪国』の世界を紹介する展示があり、ヒロイン駒子のモデルとされる芸者・松栄が住んでいた部屋が移されています。雪深い土地の暮らしの道具や、昭和の初めごろの住まいを再現した展示、町の歴史の展示もあり、豪雪地の暮らしの知恵にもふれられます。休館日は公式の案内で確かめてから訪れましょう。
雪国館から歩いておよそ5分の公園です。園内の「雪国の碑」には、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」という小説の冒頭の一文が、川端康成の筆跡で刻まれています。物語の始まりの一文を、この土地で味わってみましょう。冬は公園の中の除雪がされず入れないので、雪のない時期に訪れましょう。
主水公園から歩いて約20分、温泉街の奥の小高い所にある諏訪社です。境内には樹齢約400年とされる杉の大木があり、湯沢町の天然記念物に指定されています。小説『雪国』でヒロインの駒子が涼をとった大杉とされ、川端康成が作品の構想を練った場所ともいわれます。物語の一場面を思い浮かべながら、大杉を見上げてみましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。
諏訪社の大杉から歩いておよそ8分、湯沢温泉線のあたりに着きます。このあたりで昼食にしましょう。この後は、歩いておよそ7分、湯沢高原ロープウェイの山麓駅へ向かいましょう。
湯沢温泉線のあたりから歩いておよそ7分、山麓駅からロープウェイに乗ります。全長約1300m、166人が乗れる世界最大級とされるロープウェイで、山の上のパノラマパークまで約7分で上ります。窓の外に広がる湯沢の町と山並みを眺めましょう。季節の変わり目などに運休する期間があるので、運行の日は公式の案内で確かめましょう。

ロープウェイでおよそ7分、山頂駅を出ると、湯沢高原パノラマパークの高原が広がります。高原の「アルプの里」には1,000種類もの高山植物が育つとされ、2,500メートル級の高い山の自然を再現した岩のお花畑「ロックガーデン」では、めずらしい高山植物を見ながら歩けます。眼下には湯沢の町と越後の山並みが広がります。冬は一面の銀世界となり、スキー場になります。山の上は町より気温が低いので、上着を持って行きましょう。この後は、ロープウェイで山麓駅へ下り、歩いておよそ13分、山の湯へ向かいましょう。
湯沢高原パノラマパークからロープウェイで山麓駅へ下り、歩いておよそ13分、山の湯に着きます。越後湯沢でいちばん歴史があるといわれる共同浴場で、川端康成が小説『雪国』を書いた旅館の近くにあり、康成自身も入ったといわれています。湯船は小さく、5、6人でいっぱいになるほどですが、昔ながらの湯の風情を味わえます。地元の人も使う浴場ですので、静かに、決まりを守って入りましょう。営業は午前10時から午後9時までで、定休日は火曜日です。休みの日と時間は、公式の案内で確かめましょう。旅を締めくくったら、越後湯沢駅までは歩いておよそ19分です。

新潟県日帰り
新潟県1泊2日
新潟県1泊2日
新潟県日帰り