巌門と和倉温泉、能登金剛の絶景と海辺の名湯を楽しむ1泊2日


この旅は車でめぐります。金沢駅に10時30分ごろ着いたら、駅の近くでレンタカーを借りて(手続きに15分ほど)、のと里山海道を北へ、車で約80分。地震のあと、道路の通行止めや復旧の工事が続いているところもあるので、出かける前に道路の情報を確かめ、復旧に取り組む地域の人たちの迷惑にならないようにしましょう。荒波が岩をけずってできた洞門で、幅約6m、高さ約15m、奥行き約60mの大きな穴が海に向かって開いています。断崖と奇岩が続く能登金剛の中でも、いちばんの見どころとされる場所です。春から秋は約20分の遊覧船が出ていて、海の上から洞門や鷹の巣岩などの岩を間近に見られます(冬のあいだは運休します。運航は公式の案内で確かめましょう)。船に乗るときは、係の人の案内に従いましょう。地震で傷んだ船も直され、海に戻っています。岩場や階段は滑りやすいので、足元に気をつけましょう。
巌門から車で約10分。地震で大きな被害を受けたあと、地元の店が仮設の商店街として集まり、営業を続けている道の駅です。海の幸を使った料理やお弁当などがあるので、ここで昼食にしましょう。店ごとに休みや営業の時間が違うので、公式の案内で確かめましょう。

道の駅とぎ海街道から車で約30分。鎌倉時代の永仁2年(1294年)に開かれた、北陸の日蓮宗の本山です。加賀藩の前田家が5代にわたって建てた10棟の建物が国の重要文化財で、中でも五重塔は、寺のシンボルとして親しまれています。池のまわりを歩く庭と、石を組んだ枯山水の庭もあわせて見てまわりましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。
妙成寺から車で約10分。能登国の一宮とされる神社で、大己貴命(大国主命)をまつり、縁結びの神社として信仰を集めてきました。奈良時代に大伴家持がお参りしたことが、万葉集に記されています。社殿の後ろには「入らずの森」と呼ばれる森があり、国の天然記念物に指定されていて、年に一度の神事のときに神職だけが入るとされています。森には立ち入らず、外から眺めましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。
氣多大社から車で約15分。砂浜の波打ち際を、ふつうの車で走ることができる海岸の道で、国内ではここだけといわれています。砂の粒が細かく、ほどよく湿って固く締まっているため、車が沈まずに走れるそうです。波が高い日などは通れなくなるので、「石川みち情報ネット」で確かめてから向かいましょう。海の近くを走りすぎず、ゆっくり進み、浜を歩く人に気をつけましょう。今夜は、車で約60分の和倉温泉の宿に泊まります(宿の営業は、あらかじめ確かめておきましょう)。

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