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那谷寺と山中温泉、松尾芭蕉ゆかりの加賀を巡る定番日帰りプラン

しおりえ編集部
さんの投稿・2026/09/24 公開・更新日: 2026年10月31日
那谷寺と山中温泉、松尾芭蕉ゆかりの加賀を巡る定番日帰りプラン
写真: 663highland / CC BY-SA 4.0 (出典)
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奇岩遊仙境で知られる那谷寺と、松尾芭蕉も愛した山中温泉。加賀温泉郷の歴史と自然を巡る、定番の日帰りプランです。
Day1那谷寺 → 鶴仙渓遊歩道 → 山中温泉 → 山代温泉 古総湯 → 九谷焼窯跡展示館 → 魯山人寓居跡 いろは草庵
訪問スポット数: 6箇所総移動時間: 約1時間13分主な移動手段: 車・徒歩
1
9:30
那谷寺
写真: 663highland / CC BY-SA 4.0 (出典)
那谷寺
滞在 約70分

本日訪れるのは那谷寺です。加賀温泉駅の近くで車を借りて出発し、およそ20分、養老元年(717)、越の大徳と呼ばれた僧・泰澄が開いたと伝えられる古刹です。境内の見どころ「奇岩遊仙境」は、凝灰岩の岩山が長い年月をかけて浸食されてできた、無数の洞窟を持つ奇岩群で、その神秘的な姿から、観音浄土である補陀落山(ふだらくさん)に見立てられてきました。元禄2年(1689)、『奥の細道』の旅の途中でこの地を訪れた松尾芭蕉は、「石山の 石より白し 秋の風」という句を残しており、境内には句碑も建てられています。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでも星を獲得した、自然と信仰が織りなす独特の景観を楽しみましょう。今も信仰を集める霊場ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。参拝のあとは、車で鶴仙渓遊歩道へ向かいましょう。

住所: 小松市那谷町ユ122
車約20分
2
11:00
鶴仙渓遊歩道
写真: 663highland / CC BY-SA 4.0 (出典)
鶴仙渓遊歩道
滞在 約40分

続いて訪れるのは、大聖寺川が刻む渓谷・鶴仙渓の遊歩道です。総ひのき造りのこおろぎ橋から、いけばな草月流の家元・勅使河原宏が「鶴仙渓を活ける」というコンセプトでデザインしたあやとりはしを抜け、黒谷橋まで、およそ1.3kmの散策路が続いています。川床のカフェで一服したり、渓谷沿いに点在する奇岩を眺めたりしながら、四季折々の自然をゆっくりと歩きましょう。散策のあとは、歩いて山中温泉の温泉街へ向かいましょう。

住所: 石川県加賀市山中温泉下谷町
徒歩約10分
3
11:50
山中温泉
写真: 663highland / CC BY-SA 4.0 (出典)
山中温泉
滞在 約60分

続いて訪れるのは山中温泉です。およそ1300年前、奈良時代の高僧・行基がこの地で温泉を発見したのが始まりと伝えられる古湯です。元禄2年(1689)、『奥の細道』の旅の途中でおよそ9日間逗留した松尾芭蕉は、山中の湯を、有馬温泉・草津温泉と並ぶ「扶桑三名湯」の一つとたたえ、「山中や 菊はたおらじ 湯の匂ひ」という句を詠みました。温泉街には、芭蕉ゆかりの資料や山中漆器の作品を展示する「芭蕉の館」もあり、俳聖が愛したこの地の魅力にふれることができます。先ほど歩いた鶴仙渓とはまた違う、湯けむり漂う温泉街の風情を楽しみましょう。散策のあとは、車で山代温泉へ向かいましょう。

住所: 加賀市山中温泉
車約25分
4
13:15
山代温泉 古総湯
写真: Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0 (出典)
山代温泉 古総湯
滞在 約60分

続いて訪れるのは、山代温泉の古総湯です。明治時代の総湯(共同浴場)の姿を、平成22年(2010)に復元した施設で、こけら葺きの屋根、湯船を彩るステンドグラス、拭き漆の壁、九谷焼のタイルなど、当時の意匠が細部まで再現されています。シャワーなどの設備はなく、かけ湯をしてから湯につかる、明治式の入浴作法を体験できる「体験型温泉博物館」として親しまれています。実際にお湯につかりながら、山代温泉の湯めぐり文化にふれてみましょう。ほかの入浴客への配慮から、浴室内での撮影は控えましょう。入浴のあとは、歩いて九谷焼窯跡展示館へ向かいましょう。

住所: 石川県加賀市山代温泉18-128
徒歩約8分
5
14:23
九谷焼窯跡展示館
滞在 約60分

続いて訪れるのは九谷焼窯跡展示館です。国の史跡に指定された九谷磁器窯跡と、現存する九谷の登り窯としては最も古いとされる窯、九谷焼窯元の住居・工房として使われていた古民家を移築した展示館からなります。江戸時代から続く九谷焼の歴史と、職人の手仕事を伝える貴重な文化財を見学しましょう。鑑賞を終えたら、歩いて魯山人寓居跡 いろは草庵へ向かいましょう。

住所: 石川県加賀市山代温泉19-101-9
徒歩約10分
6
15:33
魯山人寓居跡 いろは草庵
滞在 約62分

本日最後に訪れるのは、魯山人寓居跡 いろは草庵です。のちに美食家・陶芸家として名を馳せる北大路魯山人が、大正4年(1915)秋から翌年の春まで、およそ半年間を過ごした寓居の跡です。金沢の文人・細野燕台の食客としてこの地に滞在した魯山人は、山代温泉の窯元・初代須田菁華のもとに通って陶芸の手ほどきを受け、旅館や店の看板の刻字を手がけました。仕事部屋や書斎、茶室などが公開されており、若き日の魯山人の息づかいを感じられます。那谷寺の信仰の景色、鶴仙渓と山中温泉、山代温泉の湯と九谷焼の文化と、加賀温泉郷をたっぷりとめぐった本日の旅は、これで終わりです。

住所: 石川県加賀市山代温泉18-5
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