浦富海岸、山陰のリアス海岸を遊覧船で巡る1泊2日

この旅は車でめぐります。鳥取駅に10時30分ごろ着いたら、駅の近くでレンタカーを借りて(手続きに15分ほど)、車で約17分の浦富海岸へ。山陰海岸国立公園を代表する景勝地です。岩美町大字陸上の岬から駟馳山にかけて東西約15キロにわたって続くリアス海岸で、日本海の荒波と風雪による浸食が生み出した断崖や洞門、千貫松島・菜種島・黒島・西蓬莱島などの奇岩を見ることができます。海に浮かぶ島々の景色が松島(宮城県)に似ていることから「山陰の松島」と呼ばれることもあります。1928年に名勝・天然記念物、1963年に山陰海岸国立公園の一部に指定され、2010年にはユネスコ世界ジオパークネットワークにも認定されました。東部は遠浅の浜で夏は海水浴場としてもにぎわい、西部では迫力ある断崖の景観が広がります。岩場は滑りやすく、波の高い日もあるので、海沿いを歩くときは足元と波に気をつけましょう。この後は、車でおよそ5分、山陰松島遊覧の遊覧船乗り場へ向かいましょう。
浦富海岸から車でおよそ5分、大谷の乗り場から山陰松島遊覧の遊覧船に乗り込みます。小島と暗礁の間を縫うように進みながら、断崖や洞門、奇岩の連なる浦富海岸のダイナミックな景観を、海の上から間近に眺められるクルージングです。網代港から城原海岸にかけての海域は、水深25メートルまで見通せるともいわれる透明度を誇り、船上からエメラルドグリーンに輝く海を見下ろすこともできます。運航状況は季節や天候により変わることがあるので、訪れる前に公式サイトで確かめましょう。陸から眺めるのとはまた違う、海上からの浦富海岸の迫力を楽しみましょう。この後は、車でおよそ8分、鴨ヶ磯へ向かいましょう。
山陰松島遊覧の乗り場から車でおよそ8分、鴨ヶ磯に着きます。小鴨ヶ磯・椿谷・大鴨ヶ磯という3つの浜の総称で、大小の島々が寄り添うように浮かぶ、箱庭のような入り江です。浦富海岸の中でも特に美しいとされる景観で、展望駐車場からは入り江を見下ろす眺めを楽しめます。静かな入り江に囲まれた小さな浜辺を、波の音を聞きながらゆっくりと眺めましょう。この後は、車でおよそ5分、城原海岸へ向かいましょう。
鴨ヶ磯から車でおよそ5分、城原海岸に着きます。菜種五島の南側に位置する海岸で、最高で水深25メートルまで見通せるともいわれる、透き通った海が魅力です。国立公園の中でも特に景観がすぐれた海域公園地区に指定されていて、リアス式海岸ならではの入り組んだ海岸線と、複雑な海中の地形が織りなす景色を楽しめます。ダイビングやシュノーケリングの人気スポットとしても知られていますが、岩場や波打ち際には近づきすぎないようにしましょう。透明度の高い海を眺めましょう。この後は、車でおよそ3分、田後港へ向かいましょう。
城原海岸から車でおよそ3分、田後港に着きます。古くから漁業が営まれてきた実際の漁港で、遊覧船の乗り場ではありません。1949年に運輸省指定港湾、1951年には避難港の指定を受けた歴史ある港で、山陰海岸国立公園内にあり、前面に好漁場が広がることから漁業が盛んに行われてきました。現在も松葉ガニ(ズワイガニ)漁の水揚げ港として活気にあふれています。港を見渡せる展望台や、階段を上った先にたたずむ神社、入り組んだ路地の続く町並みなど、小さな漁村ならではの風情もあわせて楽しめます。港の近くには食事処もあるので、ここで昼食にしましょう。にぎやかな漁港の活気と、静かな漁村の暮らしぶりを、ゆっくりと味わいましょう。この後は、車でおよそ5分、岩美町立渚交流館へ向かいましょう。
田後港から車でおよそ5分、岩美町立渚交流館に着きます。山陰海岸ジオパークの浦富海岸エリアを紹介する自然体験施設で、シュノーケリングやシーカヤックなど海のアクティビティの拠点にもなっています。館内では、海と貝のアクセサリー作りやテラコッタ陶芸といった、気軽に参加できるものづくり体験も楽しめます(体験は要予約のものがあります)。浦富海岸の成り立ちや生き物について、展示を通して学びましょう。この後は、車でおよそ10分、岩井廃寺塔跡へ向かいましょう。
岩美町立渚交流館から車でおよそ10分、岩井廃寺塔跡に着きます。かつてこの地にあった古代寺院の塔の跡で、巨大な心礎石が今も残されています。その大きさから、地元では「鬼の碗」と呼ばれ親しまれてきました。山あいの静かな一角にひっそりとたたずむ、古代の面影を伝える史跡です。岩井温泉は1300年ともいわれる古い歴史を持つ湯どころで、この史跡の古代の趣とも重なり合います。静かに、敬意をもって見学し、この土地の古い歴史に思いをはせましょう。この後は、車でおよそ2分、岩井ゆかむり温泉へ向かいましょう。
岩井廃寺塔跡から車で約2分、岩井ゆかむり温泉に着きます。開湯は貞観元年(859)と伝えられ、山陰最古級ともいわれる歴史を持つ温泉です。頭に手ぬぐいをのせ、柄杓で湯をすくってはかぶる「湯かむり」という珍しい風習が、江戸時代末期から今に伝えられています。共同浴場では、49.8度の源泉が湧き出るそのままの湯を、浴槽でちょうどよい温度に落ち着かせて楽しめる、100パーセント源泉かけ流しの湯を味わえます。ほかの入浴客を撮らず、長湯を避けて、こまめに水分をとりましょう。休みの日は公式の案内で確かめましょう。この夜は、岩井温泉の宿に泊まりましょう。

鳥取県1泊2日
鳥取県日帰り
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