隅田川と谷中銀座、下町の裏路地を歩く浅草・上野さんぽプラン


この旅は電車と歩きでめぐります。東京メトロ銀座線・都営浅草線・東武スカイツリーラインの浅草駅から歩いて約5分の隅田公園へ。隅田川の両岸に広がる公園で、江戸時代から桜の名所として知られ、吾妻橋から桜橋まで両岸に約1km続く桜並木は、日本さくら名所百選に選ばれています。川沿いを歩きながら、東京スカイツリーの眺めも楽しみましょう。

浅草駅から東京メトロ銀座線で上野駅へ出て、上野公園の中の上野東照宮へ。1627年に創建された、徳川家康公をまつる神社です。金色殿などの豪華な建物は、戦争や地震にも崩れずに残った江戸初期の貴重な建築として、国の重要文化財に指定されています。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。
夕やけだんだんを上がって、台東区立朝倉彫塑館へ。彫刻家・朝倉文夫のアトリエ兼住居だった建物で、中庭や屋上庭園があり、登録有形文化財です。漆塗りの床や畳の廊下があるため、靴を脱いで見学します(裏にゴムのついていない靴下で入ります)。工事などで見学できない場所があることもあるので、休館日とあわせて公式の案内で確かめましょう。
朝倉彫塑館から谷中霊園のほうへ歩いて、徳川慶喜の墓へ。江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜の墓で、谷中墓地と呼ばれる区域の寛永寺墓地にあり、都の史跡に指定されています。円墳状の墓で、慶喜とその妻の墓が並んでいます。慶喜は、公爵の位を授けた明治天皇への感謝から、仏式ではなく神式の葬儀を望んだため、この形になったとされます。墓所のまわりでは静かに見学しましょう。
慶喜の墓から歩いてすぐの、したまちミュージアム付設展示場「旧吉田屋酒店」へ。江戸時代から谷中で代々酒屋を営んでいた吉田屋の、1910年に建てられた建物を移したもので、出桁造りの商家の建物の中に、秤や漏斗、枡、樽、徳利、宣伝用のポスターや看板など、酒の商いの道具が並びます。休館日は公式の案内で確かめましょう。
旧吉田屋酒店から西へ歩いて、根津神社へ。日本武尊が千駄木の地に創祀したと伝えられる神社で、宝永3年(1706年)に完成した権現造りの本殿・幣殿・拝殿と、唐門・西門・透塀・楼門が欠けずに残り、国の重要文化財に指定されています。楼門は、江戸の神社の楼門で唯一残っているものとされます。乙女稲荷へ続く参道には、奉納された鳥居がたくさん並びます。つつじ苑に入れるのは4月のつつじまつりの期間だけです。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。谷中・根津の下町をめぐる旅を、ここで締めくくりましょう。帰りは、東京メトロ千代田線の根津駅か千駄木駅まで歩きます。

東京都・吉祥寺・三鷹日帰り
東京都日帰り
東京都日帰り
東京都・吉祥寺・三鷹1泊2日
