中禅寺湖と華厳の滝、奥日光の絶景自然を満喫する1泊2日

この旅はバスと船、歩きでめぐります。東武日光駅かJR日光駅に10時半ごろ着いたら、湯元温泉行きのバスでいろは坂を上り、約53分の「二荒山神社中宮祠」で降りて、すぐの神社から旅を始めます。バスの時刻は公式の案内で確かめましょう。紅葉のころは、いろは坂が混んで、バスが大きく遅れることがあります。中禅寺湖の北岸、男体山のふもとに建つ神社です。男体山の山頂にある奥宮と、日光の町にある本社のあいだにあることから「中宮祠」と呼ばれています。境内からは、湖を前に、男体山を背にした景色が広がります。男体山は火山なので、出かける前に火山の情報を確かめましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。
中宮祠から湖沿いに東へ歩いて約10分。中禅寺湖の北のほとりには、湖を眺めながら食事のできる店が点在しているので、ここで昼食にしましょう。中禅寺湖は周囲約25km、いちばん深い所は163mあり、約2万年前に男体山の噴火で流れ出た溶岩が谷をせき止めて、もとの形ができたといわれます。

昼食の後、湖畔の遊覧船の乗り場「船の駅中禅寺」へ歩いて約5分。湖をひと回りする遊覧船に乗り、湖の上から男体山や湖岸の景色を眺めましょう。1周のうちは乗り降りが自由なので、南岸の「大使館別荘記念公園」の桟橋で降ります。明治から昭和のはじめにかけて、中禅寺湖のほとりは外国人の避暑地としてにぎわいました。船に乗るときは、係の人の案内に従いましょう。
遊覧船で湖をめぐって約40分、大使館別荘記念公園の桟橋から歩いて約3分。昭和3年にイタリア大使館の別荘として建てられ、平成9年まで歴代の大使が使った建物を、床板や建具、家具をできるだけ生かして復元した公園です。設計は建築家のアントニン・レーモンドで、内と外の壁には、模様を変えながら杉の皮が張られています。副邸は、湖でのヨットや鱒釣りなどの避暑の暮らしを伝える「国際避暑地歴史館」になっています。休館日は公式の案内で確かめましょう。
イタリア大使館別荘から湖沿いに歩いて約5分。英国の外交官アーネスト・サトウが建てた山荘で、のちに英国大使館の別荘となりました。奥日光が国際的な避暑地となる始まりの建物で、2016年に記念公園として公開されました。館内では、避暑地の歴史や英国の文化が紹介され、2階の広縁からは、サトウが愛した湖畔の景色が広がります。紅茶やスコーンを味わえる喫茶もあります。
英国大使館別荘から湖沿いに歌ヶ浜を歩いて約20分。坂東三十三観音の18番目の札所で、本尊の立木観音のほか、「波之利大黒天」など特徴のある仏像がまつられています。写経や写仏、数珠づくりの体験もできます。拝観の時間は公式の案内で確かめましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。この後は、歌ヶ浜を戻り、華厳滝へ歩いて約20分。

立木観音から歌ヶ浜を戻り、湖の東の端へ歩いて約20分。日光四十八滝といわれるほど滝の多い日光で、もっともよく知られる滝とされ、中禅寺湖から流れ出た水が、高さ約97mの岩壁を一気に落ちていきます。エレベーターで下りた観瀑台からは、滝つぼを間近に見られます。初夏には滝のまわりをイワツバメが飛び交い、冬には「十二滝」と呼ばれる細い小滝が凍って、滝全体が青い氷に彩られます。エレベーターの時間は季節で変わるので、公式の案内で確かめましょう。この日は、中禅寺温泉の宿に泊まりましょう。中禅寺温泉のお湯は、湯元温泉から12km余りを引いてきたものです。宿のお風呂では、ほかの人を写さず、長湯を避けて、こまめに水分をとりましょう。

栃木県日帰り
栃木県1泊2日
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