外湯めぐりと松葉ガニ。冬の城崎温泉でゆかた散歩

城崎温泉駅に11時ごろ着いたら、タクシーで約10分の玄武洞公園から旅を始めます。国の天然記念物「玄武洞」は、約160万年前の火山活動で流れ出したマグマが、冷えて固まるときにできた規則正しい割れ目の岩です。約6000年前に波に洗われて姿を現し、人が石を採取したために洞になりました。六角形の柱のような石が積み重なった姿は圧巻です。江戸時代の文化4年(1807年)に幕府の儒官・柴野栗山が「玄武洞」と名付け、明治17年(1884年)には小藤文次郎博士がその名から岩石を「玄武岩」と名付けました。昭和6年(1931年)に国の天然記念物に指定されています。岩場では足元に気をつけましょう。この後は、タクシーでおよそ10分、四所神社へ向かいましょう。
玄武洞から、タクシーでおよそ10分、温泉街の四所神社に着きます。外湯の「御所の湯」の隣に建つ、城崎温泉の氏神・温泉の守護神として信仰されてきた神社です。和銅元年(708年)、日生下権守が神託を受けて四柱の明神をまつったのが始まりとされ、温泉の守護神の湯山主神と、水の守護神でもある宗像三女神をまつっています。本殿と拝殿は兵庫県の登録有形文化財です。本殿の裏から湧き出る「延命水」も名水として知られ、毎年10月には秋の祭礼「城崎だんじり祭り」が行われます。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。この後は、歩いておよそ2分、御所の湯へ向かいましょう。
四所神社から歩いておよそ2分、すぐ隣の御所の湯に着きます。南北朝時代の歴史物語「増鏡」に、文永4年(1267年)に後堀河天皇の姉・安嘉門院がこの地の湯に入ったという記事があることから、「御所の湯」と名付けられました。館内には但馬の山をイメージしたキンキマメザクラやミツバツツジなどが植えられ、裏山を借景にした開放感のある露天風呂があります。外湯ごとに休みの日が違うので、公式の案内で確かめておきましょう。いくつもの湯をめぐるときは、長湯を避けて、こまめに水分をとりましょう。浴場ではほかの入浴客を撮らず、施設の決まりに従いましょう。このあと、歩いておよそ5分の城崎温泉観光協会のあたりで昼食にしましょう。
御所の湯から歩いておよそ5分、城崎温泉観光協会のあたりに着きます。温泉街の中心部にあるこのあたりで、昼食にしましょう。昼食を終えたら、歩いておよそ3分、一の湯へ向かいましょう。
昼食のあとは、歩いておよそ3分、温泉街の中ほどにある一の湯に着きます。江戸時代中期にできたころは「新湯(あらゆ)」と呼ばれていましたが、江戸時代の名医・香川修徳が著書「一本堂薬選」で「城崎新湯は天下一」とたたえたことから、「一の湯」と名を改めました。「一の湯」の名は、この「天下一」に由来するとされます。浴場ではほかの入浴客を撮らず、施設の決まりに従いましょう。見学を終えたら、歩いておよそ2分、大谿川の柳並木へ向かいましょう。
大谿川沿いを歩いておよそ5分、柳湯に着きます。中国の名勝・西湖から移した柳の木の下から湯が湧き出たことから、「柳湯」と名付けられました。外湯の中ではいちばん小さいといわれる湯ですが、風情があって人気です。柳湯とまんだら湯は、午後から開く外湯です。浴場ではほかの入浴客を撮らず、施設の決まりに従いましょう。
柳湯から歩いて約10分。奈良時代に道智上人が一千日の間、八曼陀羅経というお経を唱え続けたところ、満願して霊湯が湧き出したのが城崎温泉の始まりとされ、その仏縁から「まんだら湯」と名付けられました。建物は昔から唐破風の様式で、裏山の自然を眺めながら入る露天風呂が人気です。浴場ではほかの入浴客を撮らず、施設の決まりに従いましょう。1日目の外湯めぐりはここまで。宿に戻って、冬の味覚の松葉ガニを味わいましょう。今夜は城崎温泉に泊まります。

兵庫県日帰り
兵庫県1泊2日
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