小木のたらい舟と宿根木、トキの森公園をめぐる佐渡の日帰りプラン

直江津港から朝のカーフェリーで小木港へ渡ります。運航日と時刻は公式で確かめましょう。船を降りたら、港のそばでレンタカーを借りて(手続きに15分ほど)、車でおよそ37分、島の中ほどのトキの森公園に着きます。トキ資料展示館では、トキの保護の歴史や生態、飼育下で増やして野生に帰す取り組みを、多くの資料で紹介しています。展示館から続く観察回廊からは、となりの佐渡トキ保護センターで飼育されているトキの一部を見ることができ、トキふれあいプラザの大きなケージでは、飛んだり、えさを探したりする様子を間近で観察できます。平成11年(1999)に中国からつがいのトキが贈られてから飼育下での繁殖が進み、平成20年(2008)からは島の中での放鳥が続いています。3月から11月は無休で、冬には休園日があるので、休園日は公式で確かめましょう。この後は、車でおよそ18分、妙宣寺へ向かいましょう。
トキの森公園から車でおよそ18分、妙宣寺に着きます。日蓮に仕えた遠藤為盛(阿佛房日得)が、1278年に妻の千日尼とともに自宅を寺として開いたのが始まりと伝わる、日蓮宗の佐渡三本山の一つです。かつては佐渡の守護代、本間氏の居城があった場所とされます。境内に立つ五重塔は、相川の宮大工の親子が手がけたもので、日光東照宮の五重塔を模したと伝わり、新潟県で唯一の五重塔とされています。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。この後は、車でおよそ9分、真野の町へ向かいましょう。
妙宣寺から車でおよそ9分、真野の町に着きます。このあたりで昼食にしましょう。この後は、車でおよそ26分、島の南の宿根木へ向かいましょう。

真野の町から車でおよそ26分、宿根木の集落に着きます。中世から港があり、江戸時代の後期から明治の初めにかけて、北前船の仕事で栄えた集落です。小さな入り江に面して、船板などを使った板壁の家が100棟あまり建て込み、国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。宿根木ならではの「石置木羽葺屋根」の家や、舟の形をした「三角家」が見られ、集落の家々が船の仕事とともに歩んだ歴史を今に伝えています。今も人が暮らす集落です。家の敷地に入ったり、住民の方を撮ったりせず、静かに歩きましょう。この後は、歩いておよそ3分、小木民俗博物館へ向かいましょう。
宿根木の集落から歩いておよそ3分、佐渡国小木民俗博物館に着きます。大正9年(1920)に建てられた宿根木小学校の木造校舎をそのまま使った、佐渡市の博物館です。小木のあたりの暮らしや海運にかかわる資料が並び、このうち「南佐渡の漁撈用具」と「船大工用具及び磯舟」は、国の重要有形民俗文化財に指定されています。となりの展示館には、江戸時代の史料をもとに実物大で復原された千石船「白山丸」があり、船の中にも入ることができます。開館は8:30〜17:00(入館は16:30まで)です。この後は、車でおよそ8分、矢島・経島へ向かいましょう。
小木民俗博物館から車でおよそ8分、入り江に浮かぶ矢島・経島に着きます。2つの島は赤い太鼓橋でつながり、遊歩道から歩いて渡ることができます。矢島は質のよい矢竹がとれた島で、『平家物語』で源頼政がヌエを退治した矢も、矢島のものといわれます。経島は、日蓮の放免状を携えた弟子の日朗が嵐で流れ着き、お経を読んで一夜を明かしたことから、その名が付いたとされます。このあたりの海岸は「佐渡小木海岸」として、国の天然記念物と名勝に指定されています。この後は、車でおよそ9分、小木港へ向かいましょう。

矢島・経島から車でおよそ9分、小木港のたらい舟の乗り場に着きます。たらい舟は、地元で「はんぎり(半切り)」とも呼ばれる、杉と竹で作られる小舟で、小木半島の人々の暮らしに欠かせない漁の道具でした。小木の海岸は、1802年の小木地震で2mほど隆起したといわれ、入り組んだ岩礁が続きます。小回りのきくたらい舟は、そうした岩場の磯で行う「磯ねぎ漁」に使われてきました。小木港の穏やかな海で、たらい舟に乗ることができます。営業時間は季節で変わるので、公式で確かめましょう。舟の上では船頭の案内に従い、揺れに気をつけましょう。旅を締めくくったら、小木港のそばで車を返し、船で帰りましょう。帰りの便の時刻は公式で確かめましょう。

新潟県日帰り
新潟県1泊2日
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