東尋坊、柱状節理の大断崖を望む定番日帰りプラン


この旅は車でめぐります。JR福井駅の近くでレンタカーを借りて、車で約45分の東尋坊へ。国指定名勝の断崖で、絶壁に日本海の荒波が打ち寄せる眺めが続きます。崖をかたちづくるのはデイサイトという火山岩で、その柱状節理がこれほど広い範囲で見られる場所は世界でもわずかとされ、地質の面でも貴重です。初夏の青い空と海、秋の夕日、冬の荒々しい波と、季節ごとに違う姿を見せます。東尋坊観光遊覧船に乗れば、海の上から断崖を見上げることもできます。遊覧船は荒れた天気の日は運休することがあります。柵のない場所も多いので、崖のふちには近づきすぎず、足元に十分気をつけましょう。
東尋坊から車で約10分。東尋坊の沖に浮かぶ、周囲2km・標高27mの小さな島で、土地の人々から昔から「神の島」とあがめられてきました。朱塗りの橋で島へ渡り、石段を上った先に大湊神社がまつられています。本殿の前では、ヤブニッケイの枝葉がたがいに重なりすぎずに広がる「クラウンシャイネス」という姿が見られます。島の柱状節理は、東尋坊とは反対に、蜂の巣のように上から下へ向かって見えるのも見どころです。島をひと回りする散策路もあります。荒れた天気の日や夕方以降の散策は控えましょう。崖や石段では足元に気をつけましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。

雄島から車で約10分。小島が織りなす景色が宮城の松島に似ていることから名づけられた景勝地です。東尋坊と同じ柱状節理の岩が、扇岩や材木岩など変わった形の景色をつくっています。荒れた天気の日や夕方以降の散策は控え、岩場では足元に気をつけましょう。
越前松島のすぐ横にある、松島の一部を利用した水族館です。「みて、ふれて、楽しく学べる」がテーマで、イルカショーやペンギンの散歩のほか、ガラス張りの水面の上に乗れる「さんごの海」の水槽や、ペンギンが泳ぐ姿を水中トンネルから見られるぺんぎん館があります。生き物にふれるときは、係の人の案内に従いましょう。
水族館から車で約15分、三国湊へ。北前船の寄港地として栄えた港町で、格子戸の町家や豪商の面影を残す商家が並ぶ通りを歩くと、往時のにぎわいが感じられます。三國湊の海運と文学をテーマにしたミニ資料館「マチノクラ」では、町の歴史の資料やガイダンスの映像を見られます。町並みにはカフェなどもあるので、このあたりで昼食にしましょう。今も人が暮らす町並みです。家の敷地に入ったり、住民の方を撮ったりしないようにしましょう。
町並みの中を歩いて約5分。代々材木商を営んだ岸名家の町家で、角地に建ち、通りでもひときわ目を引く外観です。切妻の主屋の前に平入りの表屋を付けた、三國独特の「かぐら建て」の建物で、店の帳場や、大八車が行き来した石畳の通路が残り、商いの暮らしぶりが伝わってきます。休館日は公式の案内で確かめましょう。
旧岸名家から車で約10分。1375年に睿憲上人が開いた寺で、国宝や重要文化財を多く持ち、宝物殿には福井の地を治めた戦国武将の書状などが展示されています。柴田勝家が寄進した山門(鐘楼)や、本堂、観音堂などが重要文化財に指定され、築山式の池泉庭園は名勝に指定されています。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。
瀧谷寺から車で約5分。明治時代の「龍翔小学校」の外観を模した、日本海をのぞむ丘の上の五層八角形の洋風建築の博物館です。1981年に「みくに龍翔館」として開館し、2023年に坂井市龍翔博物館として新しくなりました。千石船の5分の1の模型や、高さ11mの三国祭の山車が見どころで、4階の展望室からは坂井市を見渡せます。休館日は公式の案内で確かめましょう。見学のあとは、車で約40分の福井駅へ戻り、レンタカーを返しましょう。

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