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書寫山圓教寺、仁王門から奥之院までめぐる姫路の歴史旅

しおりえ編集部
さんの投稿・2026/09/24 公開・更新日: 2026年10月21日
書寫山圓教寺、仁王門から奥之院までめぐる姫路の歴史旅
写真: Umako / CC0 (出典)
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ロープウェイで登る書写山の中腹に建つ圓教寺。「西の比叡山」とも呼ばれる古刹の仁王門・摩尼殿・三之堂・開山堂をめぐるプランです。
Day1書寫山ロープウェイ → 仁王門 → 摩尼殿 → 大講堂・三之堂 → 開山堂(奥之院) → 英賀神社 → 斑鳩寺
訪問スポット数: 7箇所総移動時間: 約2時間22分主な移動手段: その他・徒歩・バス・電車
1
9:00
書寫山ロープウェイ
写真: Umako / CC0 (出典)
書寫山ロープウェイ
滞在 約15分

JR姫路駅から神姫バスでおよそ30分、書写山ロープウェイ山麓駅に着きます。姫路市街の北西に位置する書写山の山麓と山上とを結ぶロープウェイで、昭和33年(1958)に開業しました。山麓駅からおよそ4分の空中散歩で山上駅まで運んでくれ、窓の外には姫路市街や瀬戸内海まで見渡す景色が広がります。山上駅には展望デッキもあり、播磨平野を一望できます。この後は、仁王門を抜けて、西の比叡山と呼ばれる古刹・圓教寺の境内へ向かいましょう。

住所: 姫路市書写1005
その他約4分
2
9:19
仁王門
滞在 約20分

山上駅から参道を歩いておよそ10分、仁王門に着きます。書寫山圓教寺の表玄関にあたる門で、俗世と聖域の境目を示しています。東大寺や法隆寺など、日本でも古い寺院にだけ見られる「三棟造り」という珍しい様式で建てられているとされます。この先、仁王門から十妙院までを「東谷」、摩尼殿までを「中谷」、大講堂・食堂・常行堂から開山堂のある奥の院までを「西谷」と呼びます。この後は、参道を歩いておよそ10分、摩尼殿へ向かいましょう。

徒歩約10分
3
9:49
摩尼殿
写真: Yanajin33 / CC BY-SA 3.0 (出典)
摩尼殿
滞在 約60分

仁王門から参道を歩いておよそ10分、急な斜面に多くの柱を立てて支える「懸造り」という建て方の本堂・摩尼殿に着きます。性空上人が桜の木のまわりで天女が舞う姿を見て、その木に如意輪観音を彫り、お堂を建てたのが始まりと伝えられ、天禄元年(970)に建立されました。もとの性空作の像は明応元年(1492)の火災で失われ、現在、本尊として祀られている如意輪観音坐像は、暦仁2年(1239)に覚印という僧によって造られたものです。お堂自体も大正10年(1921)に火災に遭い、12年の歳月をかけて再建されました。西国三十三所第二十七番札所として今も多くの参拝者を集めています。境内は今も修行や参拝が続けられる祈りの場ですので、敬意を持ってお参りしましょう。この後は、山道を歩いておよそ8分、大講堂・三之堂へ向かいましょう。

住所: 姫路市書写2968
徒歩約8分
4
10:57
大講堂・三之堂
写真: 663highland / CC BY 2.5 (出典)
大講堂・三之堂
滞在 約75分

摩尼殿から山道を歩いておよそ8分、西谷と呼ばれる境内最奥の区域に、大講堂を中心として食堂・常行堂が向かい合う「三之堂」が建ち並んでいます。大講堂は学問や修行に使われた建物、食堂はかつて僧侶が食事をとった場所、常行堂は不断念仏を唱える道場で、3棟でコの字形を描くように配置されています。大講堂の本尊は、藤原時代の作とされる釈迦三尊像で、国の重要文化財に指定されています。食堂は承安4年(1174)に建てられ始めましたが、長く未完成のまま残り、昭和38年(1963)になって今の姿に復元整備されました。1階は写経道場、2階は寺宝の展示館になっており、内部を見学できます。山道には坂や段差があるので、足元に気をつけて歩きましょう。今も祈りの場ですので、敬意を持ってめぐりましょう。この後は、歩いておよそ3分、開山堂へ向かいましょう。

徒歩約3分
5
12:15
開山堂(奥之院)
滞在 約35分

三之堂からさらに奥へ、開山堂に着きます。延宝元年(1673)に建てられた、圓教寺を開いた性空上人を祀るお堂で、堂内には瞑想する姿の性空上人の木像が安置されています。この一帯は「奥之院」と呼ばれ、開山堂のほかにも、元禄10年(1697)建立の不動堂や、圓教寺の守護神とされる乙天・若天を祀る護法堂があります。乙天は不動明王、若天は毘沙門天の化身と伝えられています。今も祈りの場ですので、敬意を持って参拝しましょう。参拝を終えたら、参道を戻ってロープウェイで下山し、バスでおよそ70分、姫路駅を経由して英賀神社へ向かいましょう。姫路駅で乗り換える際に、駅のまわりで昼食をとりましょう。

バス約70分
神姫バス(姫路駅経由)
6
14:00
英賀神社
滞在 約40分

書写山から姫路駅を経由してバスでおよそ70分、英賀神社に着きます。平安時代編さんの『日本三代実録』にも記載される古社で、播磨国を切り開いたと伝えられる夫婦神・英賀彦神と英賀姫神を祭神としています。「英賀」という地名自体、この二柱の神の名にちなむとされ、奈良時代の『播磨国風土記』にも登場します。このあたりは、別所氏の三木城・小寺氏の御着城と並び播磨三大城の一つともいわれる英賀城の跡地でもあり、天正8年(1580)、羽柴秀吉の攻めによって落城しました。戦国時代の港町として栄えた英賀の歴史に思いを馳せながら、敬意を持ってお参りしましょう。この後は、歩いておよそ15分でJR英賀保駅へ向かい、JR山陽本線でおよそ15分、網干駅まで移動しましょう。網干駅からは神姫バス(山崎方面)でおよそ10分、「鵤」バス停で下車し、歩いておよそ7分で斑鳩寺に着きます(乗り換えを含めておよそ47分)。

徒歩約15分
↓ 乗り換え
電車約15分
JR山陽本線
↓ 乗り換え
バス約10分
神姫バス(山崎方面)
↓ 乗り換え
徒歩約7分
合計 約47分 (乗り換えの待ち時間は含みません)
7
15:27
斑鳩寺
滞在 約90分

英賀神社からJR英賀保駅・網干駅で乗り換えて、歩きと電車・バスでおよそ47分、斑鳩寺に着きます。推古天皇の時代、聖徳太子が播磨の地に水田を与えられたことにちなんで開かれたと伝えられる天台宗の古刹で、法隆寺(斑鳩寺)とのゆかりが深いことから、同じ「斑鳩寺」の名で呼ばれています。境内に立つ三重塔は、天文10年(1541)の火災で多くの堂塔を焼失したあと、永禄8年(1565)に赤松政秀によって再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。本堂や三重塔をめぐりながら、敬意を持って、聖徳太子ゆかりの古刹のたたずまいを楽しみましょう。拝観時間や行事による参拝の制限があることもあるので、お出かけ前に公式で確かめましょう。参拝を終えたら、鵤バス停まで歩いておよそ7分、神姫バスで網干駅へ(およそ10分)、そこからJR山陽本線でおよそ15分、姫路駅へ戻りましょう(乗り換えを含めておよそ35分)。

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