河津七滝と修善寺、伊豆の渓谷と古湯を巡るプラン


この旅は車でめぐります。JR三島駅の近くでレンタカーを借りて、天城峠を越えて車で約80分。河津川に沿って並ぶ、釜滝・エビ滝・蛇滝・初景滝・カニ滝・出合滝・大滝の7つの滝の総称で、「ななだる」と読みます。約850mの遊歩道で順にめぐれます。多くの滝は近くの登り尾南火山から流れ出た溶岩にかかっていて、エビ滝を除く6つの滝では、溶岩が冷えて縮むときにできた柱のような岩「柱状節理」が見られます。遊歩道沿いには、小説『伊豆の踊子』ゆかりの踊り子と学生の像も立っています。遊歩道は滝のしぶきで滑りやすいところがあるので、足元に気をつけて歩きましょう。
七滝から国道414号を北へ、車で約25分(冬は峠道の凍結に気をつけましょう)。狩野川の上流にかかる、高さ25m、幅7mの滝で、日本の滝100選に選ばれています。木々に囲まれた玄武岩の崖を水が落ち、崖には天然記念物のシダ・ハイコモチシダが茂ります。滝の下流の沢沿いには、段になったわさび田も見られます。滝のまわりは水しぶきで濡れているので、足元に気をつけましょう。
浄蓮の滝から車で約10分。天城の森の中にある道の駅で、レストランがあるので、ここで昼食にしましょう。同じ敷地の昭和の森会館には、天城山の動物や植物を紹介する森の情報館と、伊豆近代文学博物館があり、庭には作家・井上靖の旧邸も移されています。休館の日は公式の案内で確かめましょう。

道の駅から車で約25分、修善寺温泉の駐車場に停めて歩きます。温泉街の中を流れる桂川のほとりに、修善寺温泉の始まりとされる「独鈷の湯」があります。平安時代のはじめ、この地を訪れた空海(弘法大師)が、病気の父の体を洗う少年の孝行に心を打たれ、手にした仏具・独鈷杵で川の岩を打つと湯が湧き出たと伝わり、修善寺温泉は伊豆で最も古い温泉街といわれています。今は見るだけで、入ることはできません。近くには、平成のはじめに桂川沿いに整えられた竹林の小径があり、竹林の中にある円形のベンチでひと休みできます。温泉街には人が暮らしているので、静かに歩きましょう。
独鈷の湯から歩いて約3分。平安時代のはじめに弘法大師が開いたと伝わる、修善寺温泉の始まりの寺です。鎌倉時代には、源範頼や2代将軍の源頼家がこの地に移され、源氏の悲しい歴史の舞台にもなりました。宝物殿「瑞宝蔵」では、空海ゆかりの品や、北条政子が寄せた品などを見られます。宝物殿の時間は公式の案内で確かめましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。
修禅寺から桂川を渡って、歩いて約5分。修善寺で亡くなった源頼家の冥福を祈って、母の北条政子が建てたとされる経堂で、伊豆に残る木造の建物では最も古いといわれています。亡くなった人をしのぶ場所です。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。帰りは、車で約50分のJR三島駅の近くでレンタカーを返しましょう。

静岡県1泊2日
静岡県日帰り
静岡県日帰り
静岡県1泊2日