抱返り渓谷の新緑と絶景、田沢湖近くの渓谷トレッキング


この旅は車でめぐります。JR角館駅の近くでレンタカーを借りて、車で約15分。田沢湖から角館へ流れる玉川の中ほどに続く、長さ約10kmの渓谷です。昔は道がとても狭く、すれ違う人が互いに抱きかかえるようにしなければ通れなかったことから、この名がついたといわれます。入口の赤いつり橋・神の岩橋を渡り、青い流れと岩壁、新緑の木々を眺めながら遊歩道を約30分歩くと、落差約30mの回顧の滝に着きます。何度も振り返って見たくなるほど美しいことから、この名がつきました。このあたりではクマがよく出るので、1人では歩かず必ず2人以上で行動し、遊歩道にある金属のパイプをたたいて、人がいることを知らせましょう。砂利道やぬれた所は滑りやすいので、歩きやすい靴で出かけましょう。遊歩道は冬の間(11月下旬〜4月中旬)は通れません。
渓谷から車で約15分、白岩の集落へ。室町時代の1450年に開かれたとされる寺で、山門は秋田県の有形文化財です。山門の仁王像は、民謡「ドンパン節」をつくった人の作で、地元の焼き物・白岩焼の千体仏も見られます。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。
寺から車で約15分、角館の田町へ(近くの駐車場に停めて歩きます)。田町の武家屋敷通りには今も人が暮らす家もあるので、静かに歩きましょう。武家屋敷が並ぶ田町の一角にある、秋田藩の重臣に仕えた家柄の屋敷で、明治から大正にかけて建てられた米蔵や文庫蔵、母屋など6棟が残ります。今は蔵の一部が食事や喫茶、買い物を楽しめる場所になっているので、ここで昼食にしましょう。
西宮家から歩いて約5分。武家屋敷の内町に対して、商人たちが暮らした町で、古い商家や土蔵が多く残り、今は店やレストランとして使われているものもあります。明治33年に建てられた町屋造りの「たてつ家」は、外町史料館として、昔の暮らしの道具を見せています。蔵や日本庭園、座敷も見られます。今も人が暮らし、商いをしている町なので、静かに歩きましょう。
車へ歩いて戻り、北へ車で約20分(あわせて約25分)。広い沼のほとりの公園で、春は桜、初夏にはツツジが咲き、6月の初めには、数ヘクタールにわたって自生するカキツバタが花をつけます。水辺をひと回りして、ひと休みしましょう。

大沼から車で約30分、田沢湖の西岸へ。田沢湖だけにすんでいた魚・クニマスは、1940年に玉川の酸性の水が湖に引き入れられたあと姿を消しましたが、2010年に山梨県の西湖で再発見されました。2017年に開かれたこの館では、生きたクニマスの展示のほか、昔の漁具や丸木舟などで、田沢湖の歴史と湖畔の暮らしを伝えています。休館日は公式の案内で確かめましょう。
未来館から車で約10分。田沢湖の西岸の山にある森林公園で、湖を望む眺めと、森の中の散策を楽しめます。山の幸を紹介する資料館やアスレチックもあります。森の中でもクマに気をつけ、2人以上で歩きましょう。帰りは、車で約50分のJR角館駅の近くでレンタカーを返しましょう。

秋田県日帰り
秋田県1泊2日
秋田県日帰り
秋田県・角館1泊2日