武家屋敷の内部見学と伝統工芸体験、角館じっくり1泊2日

この旅は歩いてめぐります。JR角館駅に10時半ごろ着いたら、歩いておよそ17分。かつての武家町のほぼ真ん中で、上級・中級の武士の屋敷が並んだ一帯です。広い通りに塀が続き、シダレザクラやモミの大木が森のような趣をつくり、道を折り曲げた「枡形」など、武家町らしい町割りも残ります。通りのシダレザクラは国の天然記念物で、江戸時代に訪れた学者・益戸滄洲は、千百の糸を垂れたような長い枝の桜を書き残しています。今も人が暮らす屋敷もあるので、敷地に入ったり住民の方を撮ったりしないようにしましょう。
通りを南へ歩いて約3分。会津の芦名家の家臣だった家柄で、のちに佐竹北家に仕え、学者や政治家も出しました。明治24年に建てられた、四つの部屋からなる主屋は、角館の武家住宅の典型的な造りで、中に上がって見学できます。
河原田家から北へ歩いて約7分。佐竹北家の用人を務めた家柄の屋敷で、嘉永6年(1853年)にこの地へ移りました。門の木材には、文化6年(1809年)の年号が残っています。公開の時間は季節で変わるので、公式の案内で確かめましょう。

石黒家から歩いて約2分。のぞき窓のある黒板塀に囲まれた屋敷で、門は万延元年(1860年)の薬医門です。敷地には井戸や米蔵が残り、茅葺きの母屋とともに、武家の暮らしの構えを今に伝えています。
青柳家から南へ歩いて約18分。武家屋敷の並ぶ内町とは対照的に、商家や蔵が続く、かつての商人の町です。古い建物を生かした店やレストランもあるので、ここで昼食にしましょう。明治24年に建てられたレンガ造りの蔵など、明治の商家の建物も見られます。今も人が暮らす町並みなので、静かに歩きましょう。

外町から北へ歩いて約17分。山桜の樹皮を使う角館の樺細工を伝える施設で、職人が品物をつくる実演を間近で見られます。体験学習もあるので、樺細工の手しごとにふれましょう(体験は公式の案内で確かめてから申し込みましょう)。館内には茶室もあり、窓の外の景色を眺めながらひと息つけます。
伝承館から北へ歩いて約11分。かつては松が多く「小松山」と呼ばれた山で、戸沢氏の時代には山の上に館が置かれました。元和6年(1620年)に芦名氏が、この山を軸に今の角館の町割りを整え、その後は佐竹北家が200年以上この地を治めました。山頂まで歩いて上りましょう。クマの出没で園路が閉じられることもあるので、公式の案内で確かめましょう。クマが出ることもあるので、鈴を鳴らすなどして音を立て、決められた道を歩き、出会ったら静かに離れましょう。この夜は、歩いておよそ30分の角館駅のまわりの宿に泊まりましょう。

秋田県日帰り
秋田県1泊2日
秋田県日帰り
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