出雲大社の初詣、縁結びの神様に新年を祈るプラン


出雲市駅に8時45分ごろ着いたら、駅の近くでレンタカーを借りて(手続きに15分ほど)、車でおよそ16分、稲佐の浜に着きます。出雲大社の参拝に先立ち、まず立ち寄りたい場所です。出雲大社の西およそ1kmに広がるこの浜は、日本神話の「国譲り」の舞台として知られ、旧暦10月には、全国から集まる八百万の神々を迎える「神迎神事」が執り行われる神話ゆかりの聖地です。浜から少し内陸に入ったところには、大国主大神が国譲りの話し合いをしたと伝わる「屏風岩」も残っています。出雲大社の参拝では、この浜の砂を持参し、本殿裏手の素鵞社で、あらかじめ納められている御砂と交換していただく風習があるとされ、多くの参拝者が小さな袋に砂をすくっていきます。冬は波が高くなる日もあるため、波打ち際には近づきすぎないよう気をつけながら、沖合に浮かぶ「弁天島」を眺めてみましょう。この後は、車でおよそ7分、出雲大社へ向かいましょう。
稲佐の浜から車でおよそ7分、出雲大社に着きます。『古事記』や『日本書紀』に記される神話によれば、国づくりを成し遂げた大国主大神が、その国を天照大御神に譲られた際、その功績をたたえて壮大な御殿が建てられ、大国主大神がお鎮まりになったのが始まりと伝えられています。旧暦10月には、全国から八百万の神々がこの地に集まり、人々の縁を結ぶ話し合いをすると伝えられることから、出雲では旧暦10月を「神在月」と呼びます。現在の御本殿は延享元年(1744)に建てられたもので、国宝に指定されています。神楽殿の正面に掛かる長さおよそ13m・重さ5.2トンの大しめ縄は、出雲大社を象徴する光景の一つです。御本殿の背後には、大国主大神の父神とされる素戔嗚尊を祀る素鵞社があり、稲佐の浜でいただいた砂を納めて、代わりに御砂をいただく参拝者の姿も見られます。今も多くの参拝者が祈りを捧げる神聖な場所ですので、境内では静かに、敬意をもってお参りください。良縁を願う多くの参拝客とともに、新しい年の始まりをこの地でお祝いしましょう。この後は、歩いておよそ5分、出雲大社の隣にある古代出雲歴史博物館へ向かいましょう。
出雲大社から歩いておよそ5分、隣接する古代出雲歴史博物館に着きます。平成12年(2000年)に出雲大社の境内から発掘された、直径およそ1.35mの杉の柱を3本束ねた「宇豆柱(うづばしら)」の実物が展示され、鎌倉時代初期に造営されたとされる、かつての巨大な御本殿の姿に思いをはせることができます。出雲地方で見つかった銅剣・銅鐸などの青銅器の数々も見どころです。毎月決まった曜日に休館日があるので、訪れる前に公式の案内で開館状況を確かめましょう。出雲の歴史と神話の世界を、じっくりとひもといてみましょう。この後は、歩いておよそ10分、出雲大社の門前町・神門通りを歩いてみましょう。
古代出雲歴史博物館から歩いておよそ10分、出雲大社の表参道である神門通りに着きます。宇迦橋の大鳥居から出雲大社まで、およそ700mにわたって石畳の道が続き、出雲そばや出雲ぜんざいの老舗をはじめ、飲食店や土産物店が軒を連ねています。ここで出雲そばの昼食をとりましょう。この後は、車でおよそ5分、国の重要文化財に指定される旧大社駅へ向かいましょう。
神門通りから車でおよそ5分、出雲大社の玄関口として親しまれた旧大社駅に着きます。明治45年(1912年)、国鉄大社線の開通とともに開業し、大正13年(1924年)に現在の駅舎に改築されました。純日本風の木造平屋建てで、近代和風建築として全国でも珍しいデザインとされ、平成16年(2004年)には国の重要文化財に指定されています。平成2年(1990年)に廃止された大社線の面影を残す駅舎やホームを、ゆっくりとめぐってみましょう。保存修理を終えてリニューアルオープンしており、休館日もあるため、訪れる前に公式の案内で開館状況を確かめましょう。この後は、車でおよそ17分、日本海に突き出た日御碕へ向かいましょう。
旧大社駅から車でおよそ17分、島根半島の最西端に立つ出雲日御碕灯台に着きます。明治36年(1903年)に設置されたこの灯台は、地面から塔の先端まではおよそ43.65mあり、石造灯台としては国内でも屈指の高さを誇るとされています。靴を脱いで163段のらせん階段を上ると、展望台からは日本海のパノラマと島根半島の全景が広がり、晴れた日には隠岐諸島まで望むことができます。この後は、歩いておよそ8分、朱塗りの社殿が美しい日御碕神社へ向かいましょう。
出雲日御碕灯台から歩いておよそ8分、朱塗りの社殿が美しい日御碕神社に着きます。神の宮(上の宮)に素盞嗚尊を、日沈宮(下の宮)に天照大御神をお祀りする、二社一体の神社です。「日が沈む聖地」として知られ、その名の通り、日没を守護する神社として崇敬を集めてきました。社殿からは、ウミネコの繁殖地として知られる経島(ふみしま)を望むこともできます。静かに、敬意をもって、両方の宮を参拝しましょう。新しい年の良縁と旅の無事を祈って、出雲をめぐる今日の旅を締めくくりましょう。見学を終えたら、車でおよそ24分の出雲市駅へ戻り、レンタカーを返しましょう(返す手続きに15分ほど)。

島根県日帰り
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島根県1泊2日
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