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旧門司三井倶楽部と出光美術館、大正ロマン建築をめぐるアート散策

しおりえ編集部
さんの投稿・2026/09/24 公開・更新日: 2026年11月2日
旧門司三井倶楽部と出光美術館、大正ロマン建築をめぐるアート散策
写真: そらみみ / CC BY-SA 4.0 (出典)
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門司港レトロの中でも、歴史的建築と美術館に焦点を当てたプラン。はね橋が跳ね上がる時間にあわせて訪れることもできます。
Day1門司港駅 → 旧門司三井倶楽部 → 出光美術館(門司) → ブルーウィングもじ → 旧門司税関 → 九州鉄道記念館 → 関門海峡ミュージアム → 和布刈神社 → 関門トンネル人道 → 和布刈公園第二展望台
訪問スポット数: 10箇所総移動時間: 約1時間6分主な移動手段: 徒歩・タクシー
1
8:50
門司港駅
写真: そらみみ / CC BY-SA 4.0 (出典)
門司港駅
滞在 約30分

大正ロマン漂う門司港レトロの建築を巡る旅は、門司港駅からスタートです。明治24年(1891)、九州鉄道の起点となる門司駅として開業し、現在の駅舎は大正3年(1914)に建てられたものです。昭和63年(1988)、鉄道駅舎としては全国で初めて国の重要文化財に指定されたとされています。ネオ・ルネサンス様式を基調とした木造2階建ての駅舎は、大きなマンサード屋根が特徴で、左右対称の造りは「門」の字を表しているともいわれています。平成31年(2019)には6年におよぶ復原工事を終え、大正時代当時の姿がよみがえりました。九州鉄道の起点として本州との連絡を見込んで設計された駅舎は、現役の駅舎として今も多くの旅人を迎え入れています。大正ロマンあふれる木造駅舎の佇まいを、じっくりと眺めてみましょう。見学を終えたら、歩いておよそ2分、旧門司三井倶楽部へ向かいましょう。

住所: 北九州市門司区西海岸1丁目5-31
徒歩約2分
2
9:22
旧門司三井倶楽部
写真: 663highland / CC BY 2.5 (出典)
旧門司三井倶楽部
滞在 約40分

門司港駅から歩いておよそ2分、旧門司三井倶楽部に着きます。大正10年(1921)、三井物産の社交倶楽部として建てられた洋館で、大正11年(1922)には、来日中のアインシュタイン博士夫妻が5日間にわたって滞在しました。博士夫妻は滞在中、地元のクリスマス会でヴァイオリンを演奏したり、関門海峡周辺の景色を楽しんだりして過ごしたと伝えられています。館内には、博士が実際に使用した寝室や居間が「アインシュタインメモリアルルーム」として当時の内装のまま復元・保存されており、平成2年(1990)には国の重要文化財に指定されました。世界的な物理学者も心癒された、大正期の優雅な社交空間を楽しみましょう。見学を終えたら、歩いておよそ8分、出光美術館(門司)へ向かいましょう。

住所: 北九州市門司区港町7-1
徒歩約8分
3
10:10
出光美術館(門司)
滞在 約50分

旧門司三井倶楽部から歩いておよそ8分、出光美術館(門司)に着きます。出光興産の創業者・出光佐三が生涯をかけて収集した美術品を中心に展示する美術館で、創業の地であるこの門司に、平成12年(2000)開館しました。平成28年(2016)にはリニューアルを終え、レンガ調の外観と落ち着いた展示空間へと生まれ変わっています。展示は日本の書画、日本・中国の陶磁器が中心で、テーマに沿った展覧会が開催されています。併設の出光創業史料室では、佐三が生涯を通じて実践した「人間尊重」の精神を、当時の資料とともにたどることができます。実業家であり美術品収集家でもあった、一人の人物の審美眼に触れましょう。見学を終えたら、歩いておよそ6分、ブルーウィングもじへ向かいましょう。

住所: 北九州市門司区東港町2-3
徒歩約6分
4
11:06
ブルーウィングもじ
滞在 約30分

出光美術館(門司)から歩いておよそ6分、ブルーウィングもじに着きます。門司港の第一船だまりに架かる、歩行者専用のはね橋としては全国最大級とされる橋で、全長はおよそ108mにおよびます。決まった時間に、橋の中央部が水面に対しておよそ60度の角度に跳ね上がります。時間は現地や公式の案内で確かめましょう。跳ね橋が下りて最初にカップルで渡ると幸せになれるという言い伝えから「恋人の聖地」にも認定されており、関門海峡や関門大橋を望むロケーションとあわせて、多くのカップルにも親しまれています。跳ね上がる瞬間のダイナミックな姿と、海峡を望む眺めをあわせて楽しみましょう。見学を終えたら、歩いておよそ2分、旧門司税関へ向かいましょう。

住所: 北九州市門司区港町4
徒歩約2分
5
11:38
旧門司税関
滞在 約40分

ブルーウィングもじから歩いておよそ2分、旧門司税関に着きます。明治45年(1912)に建てられた、赤れんが造り2階建ての建物で、門司税関の庁舎として使われていました。1階にはエントランスホールとカフェ、税関の歴史を紹介する展示室があり、3階は関門海峡を見渡せる展望室になっています。ここで昼食にしましょう。見学を終えたら、歩いておよそ11分、九州鉄道記念館へ向かいましょう。

徒歩約11分
6
12:29
九州鉄道記念館
滞在 約60分

旧門司税関から歩いておよそ11分、九州鉄道記念館に着きます。かつての九州鉄道本社社屋を活用した赤レンガの建物で、九州の鉄道創世期の資料や、九州を走ったゆかりの車両、ブルートレインのヘッドマークなどを展示しています。屋外の展示場には、かつて九州各地を走った実物の車両がずらりと並び、戦前型の機械式気動車は国の重要文化財にも指定されています。本格的な複線や信号機を備えたミニ鉄道公園では、実際に運転を体験できるコーナーもあります。見学を終えたら、歩いておよそ9分、関門海峡ミュージアムへ向かいましょう。

住所: 福岡県北九州市門司区清滝2丁目3番29号
徒歩約9分
7
13:38
関門海峡ミュージアム
写真: ゴーヤーズ / CC BY-SA 4.0 (出典)
関門海峡ミュージアム
滞在 約60分

九州鉄道記念館から歩いておよそ9分、関門海峡ミュージアムに着きます。ガラス張りの帆船のような姿をした建物で、関門海峡の歴史・文化・自然を、迫力の映像とインタラクティブ体験で紹介しています。エレベーターで5階の展望デッキまで上がると、関門海峡を一望できます。1階には、大正時代の門司港の街並みを再現した「海峡レトロ通り」もあります。見学を終えたら、タクシーでおよそ11分、和布刈神社へ向かいましょう。

住所: 福岡県北九州市門司区西海岸1丁目3番3号
タクシー約11分
8
14:49
和布刈神社
写真: そらみみ (Soramimi) / CC BY-SA 4.0 (出典)
和布刈神社
滞在 約30分

関門海峡ミュージアムからタクシーでおよそ11分、和布刈神社に着きます。社伝によれば仲哀天皇9年(西暦200年)の創建と伝わる、関門橋のたもとに立つ古社です。御祭神は、潮の満ち引きを司る神とされる天照大神の荒魂で、旧暦元日の早朝には、神職が干潮の海に降りてワカメを刈り取り神前に供える「和布刈神事」が今も受け継がれています。今も祈りが続く聖地ですので、境内では静かに、敬意をもってお参りしましょう。参拝を終えたら、歩いておよそ2分、関門トンネル人道へ向かいましょう。

住所: 福岡県北九州市門司区門司3492
徒歩約2分
9
15:21
関門トンネル人道
滞在 約25分

和布刈神社から歩いておよそ2分、関門トンネル人道の門司側入口に着きます。全長およそ780mの海底トンネルで、歩いておよそ15分で本州の下関側まで渡ることができます。トンネルの中ほどには福岡県と山口県の県境があり、世界的にも珍しい「海底の県境」とされています。時間と体力に余裕があれば、実際にトンネルを歩いて渡ってみましょう。見学を終えたら、歩いておよそ15分、和布刈公園第二展望台へ向かいましょう。

住所: 福岡県北九州市門司区和布刈
徒歩約15分
10
16:01
和布刈公園第二展望台
滞在 約30分

関門トンネル人道から歩いておよそ15分、旅の最後は和布刈公園第二展望台です。関門海峡と関門橋を間近に望む展望台で、頭上を通る橋の迫力ある眺めが楽しめます。展望台には、有田焼の陶板およそ1400枚を使った壁画「源平壇之浦合戦絵巻」があり、高さ3m・長さ44mという国内最大級ともいわれる大きさを誇ります。下関市の赤間神宮に伝わる安徳天皇縁起図を参考に描かれたもので、源平最後の合戦・壇之浦の戦いの様子を今に伝えています。関門海峡を舞台にした歴史絵巻を眺めながら、ひと息つきましょう。帰りは、タクシーでおよそ19分の門司港駅から、電車に乗りましょう。旧門司三井倶楽部と出光美術館、大正ロマン建築をめぐるアート散策は、これで終わりです。

住所: 福岡県北九州市門司区大字門司
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