水天宮と石橋文化センター、田主丸のかっぱと大塚古墳をめぐる日帰りプラン


全国各地にある水天宮の総本宮です。寿永4年(1185)、壇ノ浦の戦いで平家が敗れたのち、高倉平中宮に仕えていた按察使局伊勢が、この地に逃れてきました。伊勢は出家して千代と名乗り、建久年間(1190〜1199)、壇ノ浦の戦いで亡くなった安徳天皇と平家一門の霊を祀る祠を建てたのがはじまりと伝わります。慶安3年(1650)、久留米藩2代藩主・有馬忠頼によって、現在の社殿が整えられました。祭神は天御中主神・安徳天皇・高倉平中宮・二位の尼の4柱です。境内には堀があり、鯉や鴨の姿も見られます。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。

昭和31年(1956)、久留米出身の実業家で、久留米市の名誉市民でもある石橋正二郎が、会社の創立25周年を記念して久留米市に寄贈した文化施設です。園内にはバラや椿など四季折々の草花が植えられています。園内の旧・石橋美術館は、平成28年(2016)に石橋財団から久留米市に運営が移り、久留米市美術館になりました。石橋・久留米ゆかりの美術品を鑑賞できます。園内には、石橋正二郎の功績を伝える石橋正二郎記念館も別にあります。開園時間は季節や展示により変わることがあるので、公式サイトで確かめましょう。
高良大社の参道のふもとにあたるこのあたりには、地元で親しまれる食堂や飲食店が点在しています。好みの店で昼食をとりましょう。

筑後川はたびたび洪水を起こしてきたことから、この流域には古くから河童(かっぱ)にまつわる言い伝えが数多く残っており、田主丸はその中心地の一つとされています。JR久大本線の田主丸駅は、河童をかたどった駅舎です。駅前や町なかには河童の像やモニュメントが点在し、散策しながら河童伝説の雰囲気を楽しめます。
田主丸古墳群を構成する、国指定史跡の前方後円墳です。墳丘の全長は103m、後円部の直径は60mあり、6世紀後半の築造と推測され、当時は九州最大級の規模だったともいわれています。平成19年(2007)、古墳を中心に「大塚古墳歴史公園」として整備されました。芝生の広場があり、ヤマザクラやソメイヨシノも植えられています。公園から、古墳の形を眺めてみましょう。

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