日御碕神社と日御碕灯台、出雲の岬と絶景を巡る1泊2日


出雲市駅に10時半ごろ着いたら、駅の近くでレンタカーを借りて(手続きに15分ほど)、車でおよそ24分、日御碕神社から旅を始めます。天照大御神を祀る「日沉宮(下の宮)」と、素盞嗚尊を祀る「神の宮(上の宮)」の2つの宮からなる古社で、奈良時代の『出雲国風土記』にも「美佐伎社」としてその名が記されています。社伝によれば、素盞嗚尊が「わが魂はこの葉の止まる所に住まん」と柏の葉を投げたところ、社の背後にある隠ヶ丘に止まったことから、この地に祀られるようになったと伝えられています。天照大御神を祀る下の宮は、天暦2年(948)ごろ、もとは沖合の経島にあった社殿がこの地に遷されたもので、朱塗りの権現造の社殿が美しい姿を今に伝えています。「日が沈む聖地の宮」とも呼ばれる神社です。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。見学を終えたら、歩いておよそ3分、経島へ向かいましょう。

日御碕神社から歩いておよそ3分、経島を眺めます。日御碕神社の神域で、もとは天照大御神を祀る日沉宮があった島です。現在は無人島で、神事にたずさわる神職以外の上陸は禁じられています。毎年11月下旬になると、およそ5000羽ともいわれるウミネコが飛来し、産卵・子育てをする姿が見られることから、「経島のウミネコ繁殖地」として国の天然記念物に指定されています。遊歩道の展望所から、神々しい島の姿を眺めましょう。見学を終えたら、歩いておよそ6分、日御碕の遊歩道へ向かいましょう。
遊歩道から歩いておよそ4分、日御碕の集落に着きます。灯台の足もとに広がる小さな漁村で、新鮮な魚介を使った海鮮丼などを味わえる食事処や、みやげ物店が軒を連ねています。ここで昼食をとりましょう。静かな漁港の風景を眺めながら、のんびりとした時間を過ごしましょう。食事を終えたら、歩いておよそ3分、日御碕灯台へ向かいましょう。
日御碕の集落から歩いておよそ3分、日御碕灯台に着きます。明治36年(1903)に初点灯した、地面から塔頂までの高さおよそ43.65mを誇る、石造灯台としては日本一の高さとされる灯台です。外側は石造り、内側はレンガ造りという二重の構造を持ち、日本人技師・石橋絢彦の設計による、日本の石造灯台建築の到達点とも評価されています。併設の灯台資料展示室では、この灯台の歴史や役割を伝える資料を見学できます。荒天時には参観が休止されることがあるので、出かける前に公式サイトなどで確認しましょう。らせん階段は段数が多く急なので、動きやすい服装と靴で出かけましょう。展望台に立てば、眼下に広がる日本海の大パノラマと、切り立った岬の絶景を一望できます。日御碕神社とはまた違う、灯台ならではの開放的な景色を、じっくり楽しみましょう。見学を終えたら、車でおよそ18分、出雲文化伝承館へ向かいましょう。

日御碕灯台から車でおよそ18分、出雲文化伝承館に着きます。出雲文化伝承館は、出雲地方の大地主だった江角家の母屋・長屋門・庭園を移築した「出雲屋敷」を中心とする文化施設です。茶室「独楽庵」は、千利休が名橋・長柄の橋杭を用いて建てたと伝わる名席で、松江藩七代藩主・松平治郷(不昧公)によって大切に受け継がれてきたとされています。出雲流の枯山水庭園や、現代の数寄屋建築による茶室「松籟亭」もあり、企画展示室では美術工芸品や郷土ゆかりの作家の作品の展覧会も開かれています。平成3年(1991)の開館以来、出雲の歴史的な住まいと庭園の趣を伝える施設です。見学を終えたら、車でおよそ10分、稲佐の浜へ向かいましょう。

出雲文化伝承館から車でおよそ10分、稲佐の浜に着きます。南北におよそ10kmにわたって弓なりに広がる海岸で、日本の渚百選にも選ばれています。日本神話「国譲り」の舞台と伝わり、旧暦10月には、全国の神々を出雲にお迎えする神事が、この浜で執り行われます。浜の中央にそびえる弁天島には、もとは弁才天が祀られていましたが、現在は豊玉毘古命が祀られています。波打ち際には近づきすぎないようにしましょう。日本海の波音を聞きながら、神話の舞台に思いを馳せましょう。日御碕神社と日御碕灯台、出雲の岬と絶景を巡る旅、1日目はこれで終わりです。この夜は、車でおよそ8分の、出雲大社の門前・神門通りのまわりの宿に泊まりましょう。

島根県日帰り
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島根県1泊2日
