仙娥滝と覚円峰、国の特別名勝・昇仙峡の渓谷美を歩く日帰りプラン

甲府駅から車でおよそ25分、昇仙峡ロープウェイに乗り、山頂のパノラマ台へ向かいます。車は滝上の駐車場に停めましょう。仙娥滝駅からおよそ5分の空中散歩で、山頂に到着です。パノラマ台からは、富士山や南アルプスの山並み、眼下に広がる甲府盆地まで、大パノラマを楽しめます。強風などの際は運休することがあるので、お出かけ前に公式の案内を確かめましょう。山頂は岩場もあるので、足元に気をつけて楽しみましょう。山頂を満喫したら、再びロープウェイで麓へ下りましょう。この後は、歩いておよそ5分、仙娥滝へ向かいます。
昇仙峡ロープウェイで麓まで下りたら、歩いておよそ5分、仙娥滝に着きます。昇仙峡は日本一の渓谷美といわれ、国の特別名勝にも指定されています。その最奥部にかかる仙娥滝は、落差およそ30メートル、地殻変動による断層に沿って、花崗岩の岩肌を削りながら流れ落ちる、迫力ある姿を見せてくれます。周囲には木々の緑が広がり、水しぶきとともに清々しい空気を感じられます。名前の由来は、中国の神話で月へ昇っていったとされる女性・嫦娥(じょうが)にちなむと伝えられており、「日本の滝百選」にも選ばれている名瀑です。渓谷沿いの遊歩道を進むと、2つの巨大な花崗岩が寄り添うようにそびえ立つ奇岩「石門」も見えてきます。水しぶきで岩が滑りやすくなっているところもあるので、足元に気をつけましょう。この後は、歩いておよそ5分、シンボルの覚円峰へ向かいましょう。

仙娥滝から歩いておよそ5分、覚円峰に着きます。昇仙峡のシンボルともいわれる岩峰です。長い年月をかけて花崗岩が風化と水の浸食を受け、水面からほぼ垂直に切り立つ姿となりました。名前は、覚円という僧がこの岩の頂上で修行を行ったという言い伝えに由来するとされています。対岸には天狗岩と呼ばれる岩も望むことができ、あわせて楽しめます。青空を背に堂々とそびえる岩峰の姿は、見る人を圧倒する迫力があります。特別名勝に指定された渓谷ならではの雄大な景色を、目に焼き付けましょう。この後は、歩いておよそ9分、昇仙峡滝上のあたりへ向かいましょう。
覚円峰から歩いておよそ9分、昇仙峡滝上のあたりに着きます。昇仙峡ロープウェイの駐車場に近く、そばやほうとうが食べられる店が集まっています。ここで昼食にしましょう。この後は、歩いておよそ1分、昇仙峡影絵の森美術館へ向かいましょう。
昇仙峡滝上のあたりから歩いておよそ1分、昇仙峡影絵の森美術館に着きます。光と影で幻想的な世界を描き出す「影絵」の第一人者、藤城清治の作品を中心に、山下清や竹久夢二など、ジャンルを超えた作家たちの作品も常設で展示されています。光と影が織りなす、夢幻的な世界をゆっくりと味わいましょう。この後は、車でおよそ17分、武田信玄ゆかりの武田神社へ向かいましょう。
昇仙峡影絵の森美術館から車でおよそ17分、武田信玄を祀る武田神社に着きます。戦国大名・武田信虎、信玄、勝頼の武田氏3代が60年余りにわたって居館とした、躑躅ヶ崎館の跡地(国の史跡)に鎮座しています。境内の宝物殿には、国の重要文化財に指定される太刀「吉岡一文字」をはじめ、武田家伝来と伝わる甲冑や、信玄の軍配など、ゆかりの品々が展示されています。静かに、敬意をもってお参りください。この後は、歩いておよそ5分、神社の向かいにある信玄ミュージアムへ向かいましょう。
武田神社から歩いておよそ5分、向かいにある信玄ミュージアム(甲府市武田氏館跡歴史館)に着きます。国史跡・武田氏館跡の発掘成果や、武田氏3代の歩みを紹介するガイダンス施設として、平成31年(2019年)に開館しました。館の跡から出土した品々や、戦国時代の甲府盆地の様子をたどる展示を通じて、先ほど歩いた武田神社の境内が、かつてどのような館だったのかをより深く知ることができます。休館日があるので、訪れる前に公式の案内で開館状況を確かめましょう。この後は、車でおよそ10分、甲府城跡に整備された舞鶴城公園へ向かいましょう。
信玄ミュージアムから車でおよそ10分、甲府城の城跡に整備された舞鶴城公園に着きます。甲府城は、日本百名城のひとつとされ、豊臣秀吉の指示により、天正18年(1590年)の天下統一のあとに築城が始まったと伝えられています。天守台からは、富士山や南アルプスの山並みとともに、甲府盆地を見渡すことができます。石垣に沿って、平成16年(2004年)に復元された稲荷櫓や、平成19年(2007年)に復元された山手御門など、歴史的な建物もめぐってみましょう。帰りは、歩いておよそ12分の甲府駅から、電車に乗りましょう。昇仙峡の渓谷美から甲府の歴史まで、山梨をめぐる今日の旅は、これで終わりです。

山梨県1泊2日
山梨県日帰り
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