富士山を一望、大石公園と河口湖の定番絶景スポット日帰りプラン


この旅は車でめぐります。河口湖の北岸に広がる大石公園は、湖の向こうに富士山を望む、河口湖でも指折りの撮影スポットとして知られています。湖畔に沿って続く「花街道」では、初夏にはラベンダー、秋にはコキアなど、季節ごとに表情を変える花々が楽しめ、富士山と湖、そして花という三つの景色が一度に楽しめるのがこの公園の魅力です。河口湖自然生活館もあります。風のない日には、湖面に富士山が映り込む姿が見られることもあります。

大石公園からは車で8分ほどです。久保田一竹美術館は、染色作家・久保田一竹が、室町時代に生まれた染色技法「辻が花」に独自の工夫を重ね、「一竹辻が花」として確立した作品を展示する美術館で、1990年代に開館しました。久保田一竹はその功績によりフランス芸術文化勲章も受章しています。見どころは作品だけでなく建物そのものにもあり、太い柱を組み上げたピラミッド状の本館と、なだらかな曲線を描く新館が並び立つ様子は見応えがあります。新館は南の島の石灰岩を積み上げた外観から、スペインの建築家ガウディの作品を思わせるとも評されています。庭園には琉球の石灰岩や富士山の溶岩が配され、館内から眺める庭越しの富士山も見どころのひとつです。作品と建築、庭園を、ゆっくり見てまわりましょう。
久保田一竹美術館からは車で11分ほどです。河口湖〜富士山パノラマロープウェイは、麓の駅からゴンドラに乗れば、あっという間に天上山の山頂駅に到着します。この場所はかつて「カチカチ山ロープウェイ」とも呼ばれ、天上山を舞台にしたとされる昔話「かちかち山」にちなんだ名前と伝えられており、山頂駅の周辺には、物語に登場するたぬきとうさぎのモニュメントも置かれています。山頂の展望台からは、富士山と河口湖を一枚の絵のように見渡すことができ、空気が澄んだ日には南アルプスまで遠く望めるといわれています。点検などで運休する日があるので、お出かけ前に確かめましょう。
河口湖〜富士山パノラマロープウェイからは車で10分ほどです。新倉山浅間公園は、富士山と五重塔を一枚の絵のように望める、絶景スポットとして知られています。展望デッキまでは398段の階段を上ります。急な階段が続くので、足元に気をつけて上りましょう。たどり着けば、富士吉田の街並みの向こうに、左右対称の富士山を一望できます。塔は正式には「忠霊塔」といい、昭和38年(1963)、太平洋戦争の戦没者を慰霊するために建てられました。慰霊の塔ですので、静かに、敬意をもって見学しましょう。公園の麓に鎮座する新倉富士浅間神社は、社伝によれば西暦705年ごろの創建と伝わり、平安時代の富士山の噴火の際には、朝廷から鎮火祭のための勅使が遣わされたとも伝えられています。参拝の際は、静かに、敬意をもってお参りください。周辺には食事処もあるので、ここで昼食をとりましょう。
新倉山浅間公園からは車で15分ほどです。忍野八海は、富士山の伏流水が湧き出す、8か所の湧水池群です。かつてこの地にあった忍野湖が干上がって盆地になったあと、富士山や周辺の山々からの伏流水が、湧水として地表に姿を現したものと考えられています。平成25年(2013)、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として、世界文化遺産に登録されました。富士登拝を行った道者たちが、この水で身を清めたと伝えられ、それぞれの池には八大竜王が祀られています。池をめぐりながら、富士山の恵みである清らかな湧水を感じてみましょう。
忍野八海からは車で12分ほどです。北口本宮冨士浅間神社は、富士山の世界遺産の構成資産にも登録されている神社です。社伝によれば、景行天皇40年(西暦110年)、東征中の日本武尊がこの地で富士山の神霊を仰ぎ拝んだのが始まりとされ、延暦7年(788)に社殿が建立されました。参道の杉林の中にそびえる大鳥居は、木造の鳥居として日本最大級とされます。拝殿や本殿など、あわせて11棟が国の重要文化財に指定されています。樹齢およそ1000年の御神木「冨士太郎杉」も見どころです。静かに、敬意をもってお参りください。
北口本宮冨士浅間神社からは車で5分ほどです。新屋山神社は、天文3年(1534)の創建と伝わる、富士山麓に鎮座する神社です。大山祇命・天照皇大神・木花開耶姫命を祭神とし、山を守る神として、林業や農業に携わる人々の信仰を集めてきました。近年は金運を願う人も多くお参りします。静かに、敬意をもってお参りください。見学を終えたら、車で河口湖・富士吉田方面へ戻りましょう。

山梨県1泊2日
山梨県日帰り
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