濃溝の滝と養老渓谷、房総の絶景自然を巡る1泊2日


この旅は車でめぐります。館山自動車道の君津ICに11時ごろ着いたら、車で約25分。旅の始まりは、君津市の清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)へ。房総半島の内陸部、笹川の上流にある自然公園で、遊歩道が整えられています。亀岩の洞窟は、約350年前に水田をつくるため、曲がった川のくびれた部分をトンネルでつないだ「川廻し」という工事から生まれた洞窟です。洞窟から差し込む光が水面に映ってハート形を描く写真がSNSで話題になり、千葉県を代表する観光スポットの一つになりました。ハート形が見やすいのは、3月と9月のお彼岸のころの早朝とされています。洞窟の正面付近は落石や崖崩れのおそれがあるので、立ち入るときは十分に気をつけましょう。
濃溝の滝から車で約15分。小櫃川の上流にある亀山ダムは、昭和46年から10年の歳月をかけて昭和56年に完成した、千葉県で最初の、そして最大の多目的ダムとされます。ダム湖の亀山湖は四季折々に美しい表情を見せ、湖に架かる25の橋をめぐるサイクリングやハイキング、ボート遊びや釣りが楽しめます。紅葉の時期には、ボートに乗って湖面から見る紅葉が見事です。ダムと湖は、君津市の「次世代に伝えたい20世紀遺産」にも指定されています。湖のまわりで昼食にしましょう。
亀山湖から車で約40分。標高292mの大福山は市原市でいちばん高い山とされ、山頂の大福山展望台からは、紅葉のころには養老渓谷の山々に連なる紅葉を眺められます。梅ヶ瀬渓谷へ続くハイキングコースもありますが、道は険しいので、歩きやすい靴で出かけましょう。この地域では県道の一部で土砂崩れによる通行規制が続いているので、道順は千葉県の最新の道路情報で確かめましょう。

大福山から車で約20分。養老川沿いの養老渓谷は、渓流釣りやハイキングなどを手軽に楽しめる温泉郷です。観音橋のあたりから渓谷の景色を眺めたら、温泉宿に入ってゆっくり過ごしましょう。渓谷の遊歩道は、台風などの影響で壊れたところがあり、一部で通行規制が続いています。中瀬遊歩道の弘文洞跡は今は見られず、雨のあとは川の増水で通行止めになることもあるので、大多喜町の最新の案内を確かめてから歩きましょう。今夜は養老渓谷に泊まります。

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