大聖院と紅葉谷公園、宮島の古刹と渓谷美を楽しむ1泊2日

JR宮島口駅からフェリーで宮島に11時ごろ着いたら、宮島桟橋から歩いておよそ11分、千畳閣(豊国神社)に着きます。天正15年(1587)、豊臣秀吉の命により安国寺恵瓊が建立を始めた大経堂で、857畳の畳を敷けるほどの広さがあります。秀吉の急死によって工事が止まり、今も未完成のまま残されています。明治の神仏分離により、もとの本尊は大願寺に移され、ここは秀吉と加藤清正を祀る豊国神社となりました。吹き抜けの広々とした空間を、柱の間を歩きながら眺めてみましょう。となりの五重塔は、修理の工事で見られないことがあるので、公式の案内で確かめましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。宮島には野生の鹿が多く暮らしていますが、食べ物を与えたり、近づきすぎたりしないようにしましょう。この後は、歩いておよそ5分、表参道商店街のあたりへ向かいましょう。
千畳閣から歩いておよそ5分、宮島の表参道商店街のあたりで、昼食にしましょう。この後は、歩いておよそ13分、紅葉谷公園へ向かいましょう。

表参道商店街のあたりから歩いておよそ13分、紅葉谷公園に着きます。厳島神社の背後にそびえる弥山の山麓、渓谷沿いに広がる紅葉の名所で、およそ700本ものカエデが植えられ、中でもイロハカエデが最も多くを占めているとされます。公園内を流れる紅葉谷川には、周囲の自然と調和するように整えられた砂防施設があり、まるで日本庭園のような趣を見せています。例年11月中旬から下旬にかけてが紅葉の見頃で、赤い欄干の紅葉橋を色とりどりの葉が彩る光景は、多くの人に親しまれてきました。この公園はまた、弥山への登山道「紅葉谷コース」の入口や、宮島ロープウエーの紅葉谷駅への道ともつながっています。渓谷のせせらぎを聞きながら、静かな散策のひとときを過ごしましょう。この後は、歩いておよそ12分、大聖院へ向かいましょう。

紅葉谷公園から歩いておよそ12分、大聖院に着きます。大同元年(806)、弘法大師が唐からの帰りに弥山で修行を修め、開いたと伝えられる寺院で、宮島で最も古い寺院とされています。明治の神仏分離までは、厳島神社の法会や祭事を司る別当職でした。豊臣秀吉は宮島に立ち寄った際に大聖院で連歌の会を開き、初代内閣総理大臣の伊藤博文も深く信仰して何度も訪れたと伝えられています。境内の観音堂には十一面観音菩薩像が、摩尼殿には弥山三鬼大権現が祀られています。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。この後は、歩いておよそ7分、大願寺へ向かいましょう。
大聖院から歩いておよそ7分、大願寺に着きます。真言宗の寺院で、本尊の厳島弁財天は、江ノ島・竹生島とともに日本三大弁財天の一つとされています。明治の神仏分離までは、多くの社寺の修理や造営を担っていました。平成18年(2006)に再建された護摩堂には、白檀でつくられた高さおよそ4mの不動明王像が安置されています。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。この後は、歩いておよそ5分、宮島水族館へ向かいましょう。
大願寺から歩いておよそ5分、宮島水族館(みやじマリン)に着きます。瀬戸内海の生き物を中心に展示する水族館です。スナメリをはじめ、カキいかだを再現した展示や、生き物に直接触れられる「ふれあいの磯」など、瀬戸内の自然を身近に感じられる展示が揃っています。生き物に触れるときはやさしく、触れたあとは手を洗うようにしましょう。休館日は公式の案内で確かめましょう。この夜は、宮島の宿に泊まりましょう。

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