グラバー園と大浦天主堂、定番の異国情緒あふれる日帰りプラン

グラバー園から歩いてすぐ。幕末の開国後に長崎の居留地に建てられ、国内に現存する最古の教会として知られるゴシック様式の教会で、国宝です。1864年の末に完成し、翌年3月、浦上の潜伏キリシタンが訪れて信仰を告白した、世界の宗教史上にも類を見ないといわれる「信徒発見」の舞台となりました。直前に列聖された「日本二十六聖殉教者」に捧げられた教会です。1933年に国宝となり、原爆による損傷の修復を経て1953年に再び国宝に指定され、2018年には世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産になりました。見学の決まりや撮影の可否は、公式の案内で確かめましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもって見学してください。
大浦天主堂から歩いて約10分。『論語』で知られる孔子をまつる霊廟で、1893年(明治26年)に中国清朝政府と華僑によって建てられ、日本で唯一の本格的な中国様式の霊廟とされます。極彩色の中国建築の美しさを間近に見られ、中国歴代博物館も併設されています。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。
孔子廟から歩いてすぐ、洋風住宅が立ち並ぶ東山手地区の石畳の坂へ。開国後も、長崎では東洋人以外の外国人を「オランダさん」と呼んでいたため、外国人居留地の坂はすべて「オランダさんが通る坂」=オランダ坂と呼ばれていたと考えられています。坂を上った先には、1890年代ごろに建てられた7棟の木造洋館「東山手洋風住宅群」(市指定有形文化財)が残ります。石畳は雨の日に滑りやすいので、足元に気をつけましょう。
オランダ坂から歩いて、横浜・神戸と並ぶ日本三大中華街のひとつとされる長崎新地中華街へ。南北・東西あわせて約250mの十字路に、中華料理店や中国菓子、中国雑貨の店など約40店が並んでいます。ここで昼食にしましょう。
中華街から歩いて出島へ。寛永13年(1636年)、長崎を代表する豪商の「出島町人」25人の共同出資で完成した人工の島です。寛永18年(1641年)には平戸のオランダ商館がここに移され、安政6年(1859年)にオランダ商館が閉鎖されるまでの218年間、日本で唯一、西欧に開かれた窓といわれ、日本の近代化に大きな役割を果たしました。長崎市は昭和26年度から整備に取り組み、19世紀初頭の出島の姿の復元を進めています。
出島から歩いて約15分、眼鏡橋へ。寛永11年(1634年)に、興福寺の黙子如定禅師が架けたとされる、現存する最古のアーチ型石橋の一つとされる、国の重要文化財です。川面に映る影が二つの円を描き、眼鏡のように見えることから名付けられたといわれ、東京の日本橋、山口の錦帯橋と並ぶ日本三名橋のひとつともいわれます。1982年の長崎大水害で一部が崩れましたが、翌年に復元されました。水位が低いときは、階段で川べりに降りて水辺を歩くこともできます。中島川沿いの景色を眺めながら、旅を締めくくりましょう。

長崎県・五島列島1泊2日
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