石段街と伊香保神社、定番の伊香保温泉さんぽ日帰りプラン


旅の始まりは、伊香保温泉のシンボル・石段街へ。石段をはさんでお土産の店などが並び、その数は365段。2010年に石段が延ばされて、今の365段になりました。石段の歴史は古く、長篠の戦いのあとの天正4年(1576年)、武田勝頼が真田昌幸に将兵の療養所の造成を命じたことが伝えられています。伊香保の湯には、鉄分が酸化して茶褐色になる「黄金(こがね)の湯」と、近年湧き出しが確かめられた無色透明の「白銀(しろがね)の湯」の2種類があります。石段は雨の日に滑りやすいので、足元に気をつけて歩きましょう。
石段街の近くにある伊香保関所へ。寛永8年(1631年)に幕府の命令で設けられた関所(伊香保口留番所)を復元したもので、関所の役割などをくわしく説明しています。
小説『不如帰(ほととぎす)』で知られる明治の文豪・徳冨蘆花の記念館です。蘆花が伊香保で定宿にしていた宿の離れを移し、復元しています。

石段を上りきった先に鎮座する伊香保神社へ。上野国の三宮とされる由緒ある神社で、温泉と医療の神である大己貴命と少彦名命をまつっています。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。
伊香保神社から歩いて河鹿橋へ。「黄金の湯」の源泉地のそばに架かる朱塗りの太鼓橋で、初夏は新緑、秋は紅葉の名所として知られ、紅葉の時期にはライトアップも行われます。このあと、昼食にしましょう。
昼食のあとは、伊香保の源泉地にある伊香保露天風呂へ。自然に囲まれた静かな露天風呂で、源泉「黄金の湯」を掛け流しで使っています。向かう道の途中には、伊香保で唯一とされる、「黄金の湯」の飲泉を体験できる飲泉所もあります。営業時間や休みの日は季節によって違うので、公式の案内で確かめましょう。浴場ではほかの入浴客を撮らず、施設の決まりに従いましょう。長湯を避けて、こまめに水分をとりましょう。
露天風呂から温泉街を歩いて、ハワイ王国公使別邸へ。ハワイがまだ独立した王国だった時代に、駐日ハワイ王国弁理公使のロバート・W・アルウィンが、夏の別荘として使っていた建物の一部です。平成25年(2013年)に移築・改修され、渋川市の史跡として公開されています。隣のガイダンス施設では、伊香保とハワイ王国のかかわりを紹介しています。休館日は公式の案内で確かめましょう。
伊香保温泉のバス停から、群馬バスなどで水沢観音へ。水澤観世音とも呼ばれる水澤寺です。およそ1300年前、推古天皇・持統天皇の勅願により、高麗の高僧・恵灌僧正が開いたと伝えられる寺で、坂東三十三観音の十六番札所です。本尊は十一面千手観世音菩薩で、今の建物は、たびたびの火災のあと大永年間の仮堂を経て、宝暦から天明にかけての大改築で完成しました。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。伊香保温泉さんぽの旅を、ここで締めくくりましょう。帰りは、水沢観音のバス停から伊香保温泉や渋川駅・高崎駅方面へ。最終便の時刻は公式の案内で確かめましょう。

群馬県1泊2日
群馬県日帰り
群馬県日帰り
群馬県・伊香保温泉1泊2日