天満宮と九州国立博物館、太宰府の歴史と文化を巡る旅


この旅は電車と歩き(一部タクシー)でめぐります。西鉄太宰府駅に11時ごろ着いたら、参道を通って歩いておよそ10分です。太宰府天満宮は、学問の神様として知られる菅原道真公を祀る、全国およそ1万2千社ある天満宮の総本宮です。道真公の死後、延喜19年(919)に醍醐天皇の勅命により社殿が建立されたのが始まりと伝えられています。現在の本殿は、天正19年(1591)に筑前国主・小早川隆景によって再建されたもので、桃山時代の華やかな建築様式を今に伝えています。境内には、道真公が愛した梅にちなむおよそ6千本の梅の木や、心字池に架かる3つの太鼓橋があり、四季折々の美しさを見せてくれます。今も多くの人が参拝に訪れる祈りの場ですので、境内では静かに、敬意をもってお参りください。続いては、歩いておよそ7分の太宰府天満宮宝物殿へ向かいましょう。
太宰府天満宮の本殿からは歩いておよそ7分です。太宰府天満宮の境内、楼門のそばにある宝物殿では、菅原道真公にゆかりの宝物をはじめ、およそ5万点にのぼる文化財を収蔵・展示しています。刀剣や書画、道真公の生涯を描いた絵巻物など、天満宮の長い歴史を物語る品々を間近に見ることができます。展示は定期的に入れ替えられ、訪れるたびに違う宝物と出会えるのも魅力です。学問の神様にまつわる文化財の数々を、じっくりと鑑賞してみましょう。続いては、歩いておよそ7分の菅公歴史館へ向かいましょう。
太宰府天満宮宝物殿からは歩いておよそ7分です。菅公歴史館は、本殿の裏手にある展示施設で、菅原道真公の波乱に満ちた生涯を、衣装をまとった博多人形によって16の場面でたどることができます。あわせて、天満宮で執り行われる祭典や神事の様子を、実際に使われる祭具や写真とともに紹介しています。県の文化財に指定される「神牛像」をはじめ、天神人形や絵馬など、天満宮にまつわる貴重な品々も展示されています。人形が織りなす物語を通じて、学問の神様の生涯をたどってみましょう。続いては、歩いておよそ5分の太宰府天満宮参道へ向かいましょう。
菅公歴史館からは歩いておよそ5分です。太宰府天満宮参道は、西鉄太宰府駅から天満宮の入り口まで続く、およそ400mの表参道です。名物の梅ヶ枝餅を焼く香ばしい匂いが漂う店をはじめ、和菓子店や伝統工芸品店、モダンなカフェまでが軒を連ね、多くの参拝客でにぎわいます。このあたりの飲食店で昼食にしましょう。食べ歩きや買い物を楽しみながら、太宰府らしい門前町の賑わいを味わってみましょう。続いては、歩いておよそ3分の光明禅寺へ向かいましょう。
太宰府天満宮参道からは歩いておよそ3分です。光明禅寺は、鎌倉時代の文永10年(1273)、鉄牛円心によって開かれた、太宰府天満宮の元別当寺です。「苔寺」の愛称でも親しまれ、一面の白砂に15個の石を配した「仏光石庭」と、青苔が美しい「一滴海庭」という、趣の異なる2つの枯山水庭園を持つことで知られています。今も法要が営まれる祈りの場ですので、堂内では静かに、敬意をもって拝観しましょう。静かな庭を眺めながら、参道の賑わいとはまた違うひとときを過ごしてみましょう。ここから先は、太宰府市のコミュニティバス「まほろば」を利用します。続いては、歩いておよそ7分の九州国立博物館へ向かいましょう。
光明禅寺からは歩いておよそ7分です。九州国立博物館は、東京・京都・奈良に次ぐ、国内4番目の国立博物館として平成17年(2005)に開館しました。「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」をコンセプトに、遣唐使や元寇など、アジア諸国との交流を通じて育まれてきた日本の歴史と文化を紹介しています。観世音寺に伝わっていた国宝の梵鐘をはじめ、貴重な文化財の数々を間近に見ることができます。太宰府天満宮とはアクセストンネルで結ばれており、参拝とあわせて気軽に立ち寄れます。広々とした展示室で、アジアの中の日本の歴史をじっくりとたどってみましょう。続いては、歩いておよそ12分の天開稲荷社へ向かいましょう。
九州国立博物館からは歩いておよそ12分です。天開稲荷社は、太宰府天満宮の奥、山中にひっそりと鎮座する稲荷社です。鮮やかな朱色の鳥居が連なる参道を上った先にあり、古くから信仰を集めてきた稲荷社と伝えられています。境内からは太宰府の町並みを見渡すこともできます。石段は勾配があるので、歩きやすい靴で、足元に気をつけながら参りましょう。今も多くの人が参拝に訪れる祈りの場ですので、境内では静かに、敬意をもってお参りください。この夜は、太宰府の宿に泊まりましょう。

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