桧木内川堤の桜並木、絶景フォトスポットを楽しむ角館プラン


この旅は歩いてめぐります。JR角館駅から歩いて約20分。町の西を流れる桧木内川の左岸に、約2kmにわたってソメイヨシノの並木が続きます。昭和8年に救農の土木事業で完成した堤防に、現在の上皇陛下の御誕生を記念して、翌年の春に400本あまりが植えられたもので、国の名勝に指定され、武家屋敷通りの桜とともに桜の名所百選にも選ばれています。見頃は例年4月下旬で、年によって変わるので、開花の情報を確かめて出かけましょう。

堤から歩いて約10分。江戸時代のはじめ、元和6年(1620年)に芦名氏が町づくりをし、その後は佐竹北家の城下町として栄えた角館の、武士の暮らした地区です。江戸時代の終わりごろの屋敷割りや、母屋・門・蔵の構えがよく残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。塀の続く広い通りに、シダレザクラやモミの大木が深い木立をつくります。今も人が暮らす家が並ぶ通りです。家の敷地に入ったり、住む人を撮ったりしないようにしましょう。
通りを北へ歩いて約5分。角館の武家屋敷の中で唯一、直系の子孫の家族が今も母屋に住み続けているとされる屋敷で、母屋は角館に残る中で最も古いといわれます。住まいとして使われているため公開は屋敷の半分ほどですが、部屋に上がって武家屋敷の中を見学でき、屋敷の特徴について説明を聞くこともできます。高い敷居があるので、足元に気をつけましょう。
石黒家から歩いて約5分。草花のあふれる約3000坪の敷地に、母屋のほか、武器庫や解体新書記念館など6つの資料館が並ぶ武家屋敷です。敷地の中にはカフェやレストランもあるので、ここで昼食にしましょう。
青柳家から歩いて約5分。近代日本画の平福穂庵・百穂の父子をはじめ、郷土の画家たちの作品を展示する美術館です。敷地は藩政時代の佐竹北家の家臣の屋敷跡で、前庭の太い木々は武家屋敷のころのものが残り、建物と武家屋敷の町並みとの調和も見どころです。休館日は公式の案内で確かめましょう。
美術館から歩いて約10分。樺細工が国の伝統的工芸品に指定されたことをきっかけに、その振興のため昭和53年に開館した施設です。館内では職人による制作の実演が行われ、細かな技を間近に見られるほか、町の工芸や文化、歴史の資料も展示されています。
伝承館から歩いて約5分。芦名氏の重臣で、芦名氏が絶えたあとは佐竹北家に仕えた家柄の屋敷です。江戸時代の終わりに改造され、屋根も茅葺きから木羽葺きに変わって今の形になりました。角館の中級武士の屋敷の典型的な間取りを残し、樹齢300年前後と推定される柏の木がこの家のしるしです。今も人が暮らす家が並ぶ通りです。家の敷地に入ったり、住む人を撮ったりしないようにしましょう。
岩橋家から歩いて約5分。佐竹氏の国替えとともに秋田へ移ってきた家柄の屋敷で、県の有形文化財に指定されています。門柱を2本立て、柴垣で囲んだ簡素な屋敷で、建てられたのは幕末ごろといわれ、茅葺きの屋根に武家の面影を残します。春から秋には、イタヤ細工の実演も行われています。公開の期間と時間は公式の案内で確かめましょう。
松本家から、町の南の田町の武家屋敷通りを通って、歩いて約20分。田町は内町とは別に武士が住んだ地区で、黒板塀の続く道や、蔵の並ぶ西宮家などを眺めながら歩けます。文学館は、角館出身の佐藤義亮と、彼が創設した出版社・新潮社の業績にちなむ施設で、新潮社のあゆみをたどりながら、明治以降の日本の近代文学にふれられます。帰りは、歩いて約15分の角館駅へ向かいましょう。

秋田県日帰り
秋田県1泊2日
秋田県日帰り
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