松江城、現存12天守の一つを望む定番日帰りプラン


JR松江駅から、ぐるっと松江レイクラインで約10分の「国宝松江城(大手前)」バス停から歩いて1分ほど、松江の旅は松江城から始まります。慶長12年(1607)、初代松江藩主・堀尾吉晴とその子・忠氏によって築かれた城で、江戸時代以前に建てられた天守が今も残る「現存12天守」の一つです。山陰地方で天守が現存する唯一の城とされ、姫路城・松本城に次ぐ高さを誇る五層六階の風格ある姿を伝えています。屋根に施された優美な破風の意匠が、翼を広げた千鳥の姿に似ていることから、「千鳥城」の愛称でも親しまれてきました。長らく国宝への再指定が待たれていましたが、平成27年(2015)、国宝5城の一つとして、あらためて国宝に指定されました。天守からは松江市街や宍道湖を望むことができ、城下町・松江の歴史を存分に感じられます。天守内部の階段は急なため、足元に気をつけて上り下りしましょう。見学を終えたら、歩いて松江歴史館へ向かいましょう。
松江城から歩いて5分ほど、次に訪れるのは松江歴史館です。松江城下の歴史や文化を紹介する博物館で、松江藩にまつわる資料や模型、城下町のジオラマなどが展示されています。館内のカフェからは、松江城の天守を眺めることもできます。松江の歴史を学びながら、ゆっくりと見学しましょう。見学を終えたら、歩いて塩見縄手へ向かいましょう。
松江歴史館から歩いて3分ほど、お昼は塩見縄手で食事をとりましょう。かつてこの道沿いに住んでいた中級武士・塩見小兵衛が、後に町奉行へ栄進したことから、この名で呼ばれるようになったと伝えられています。黒板塀の侍屋敷と、堀端に並ぶ老松が織りなす町並みは、「日本の道100選」にも選ばれています。食事処で一休みしながら、城下町らしい風情を味わいましょう。お腹を満たしたら、歩いて武家屋敷へ向かいましょう。
武家屋敷から歩いて3分ほど、次に訪れるのは小泉八雲記念館です。『怪談』などの作品で知られる、作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)にまつわる資料館です。松江で過ごした日々の遺品や、自筆の原稿などが展示されています。日本の文化や怪談に魅せられた、八雲の足跡をたどってみましょう。見学を終えたら、歩いて堀川遊覧船の乗船場へ向かいましょう。
小泉八雲記念館から歩いて5分ほど、次に訪れるのは堀川遊覧船です。松江城を取り囲む堀川を、小舟に乗ってぐるりと巡る遊覧船です。橋の下をくぐるたびに、屋根を下げてすり抜ける場面もあり、水面からの視点で松江城下町の景色を楽しめます。船頭さんの案内に従い、身を乗り出さないようにしましょう。屋根を下げるときは、頭に気をつけましょう。堀川ならではの景色をゆっくりと味わいましょう。乗船を終えたら、レイクラインバスで月照寺へ向かいましょう。

堀川遊覧船からレイクラインバスで10分ほど、次に訪れるのは月照寺です。松江藩主・松平家の菩提寺で、歴代藩主の立派な墓が並んでいます。境内には、夜になると徘徊するといわれる、大きな亀の石像もあります。静かに、敬意をもって見学しましょう。見学を終えたら、レイクラインバスで島根県立美術館へ向かいましょう。
月照寺からレイクラインバスで12分ほど、旅の最後に訪れるのは島根県立美術館です。宍道湖のほとりに建つ、ガラス張りのロビーが印象的な美術館で、日本画や版画をはじめとする所蔵品を鑑賞できます。美術館の建物自体も、宍道湖に面したガラス張りのロビーが特徴で、宍道湖の夕日の眺めでも知られています。宍道湖畔に寝そべるうさぎの像も、撮影スポットとして親しまれています。館内の展示と、宍道湖の景色をゆっくりと楽しみましょう。見学を終えたら、松江駅やしんじ湖温泉駅へ戻り、松江城から始まった1日を締めくくりましょう。

島根県日帰り
島根県日帰り
島根県日帰り
島根県1泊2日