松江堀川めぐり、堀を舟で巡る「水の都」松江のプラン

松江城から東へ歩いて、堀川沿いに建つ松江歴史館へ。武家屋敷風の外観の博物館で、常設の基本展示室では、松江城と城下町の形成や、松江藩の歴史・文化、城下の人々の暮らしを、資料や映像、模型で紹介しています。館内の喫茶では、松江城の天守や日本庭園を眺めながら、抹茶と和菓子を味わえます。休館日は公式の案内で確かめましょう。
歴史館の近く、大手前広場の乗船場から、ぐるっと松江堀川めぐりの舟へ。築城のときに造られた、松江城を囲む堀川を、約50分かけてゆっくりとめぐります。春は桜、夏は風鈴船、秋は紅葉、冬はこたつ船と、季節ごとに違う風情が楽しめます。荒天の日は運休やコースの変更があるので、公式の案内で確かめましょう。舟の乗り降りでは足元に気をつけましょう。

舟を降りたら、城の北側の塩見縄手へ歩きます。武家屋敷風の家が堀に面して軒を連ね、松江で最も城下町らしいたたずまいを残すといわれる通りで、小泉八雲記念館前から明々庵の入口までの約500mは、昭和48年(1973年)に松江市の「伝統美観地区」に指定されています。名前は、通りのほぼ中央に松江藩中老・塩見小兵衛の屋敷があったことにちなみ、「縄手」は細く延びる一本道のことです。このあたりで昼食にしましょう。
塩見縄手のほぼ中央にある武家屋敷へ。江戸時代初期から、松江藩の中級から上級の藩士が屋敷替えで入れ替わり住んだところで、280年以上たった建物が昔の姿をよく残し、松江市の文化財に指定されています。客間を中心とした表側と裏側とで造りや材料を分け、公私の区別の厳しさを伝えています。入口の長屋門は、武家奉公人の部屋として使われていました。
武家屋敷から歩いて、小泉八雲旧居へ。「怪談」で知られる小泉八雲が、明治24年(1891年)6月から11月までの5か月間、妻のセツと暮らした旧松江藩士の武家屋敷です。『知られぬ日本の面影』の「日本の庭」の舞台となった、三方に庭が見える部屋などが当時のまま残され、書斎には愛用の机と椅子の複製が置かれていて、実際に座ってみることができます。
旧居のとなりの小泉八雲記念館へ。『知られぬ日本の面影』や『怪談』などを通して、日本の文化や伝承を広く世界に紹介した小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の記念館です。八雲の生涯や考え方をグラフィックや映像で紹介し、遺愛品や初版本、直筆原稿などを展示しています。「再話」のコーナーでは、八雲が再話した山陰地方の怪談を聞くことができます。

島根県日帰り
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