新緑の蔵王ロープウェイと大露天風呂、グリーンシーズンの蔵王日帰りプラン

山形駅からバスでおよそ40分の蔵王温泉から、山麓駅まで歩いて10分ほど、そこから山麓線と山頂線を乗り継いで地蔵山頂駅を目指す、蔵王の旅は蔵王ロープウェイから始まります。冬には樹氷に覆われるこの一帯も、新緑の季節にはまったく違う表情を見せてくれます。高山植物が咲き誇る斜面や、遠くに望む蔵王連峰の稜線を眺めながらの空中散歩は、爽やかな風とともに楽しむ、グリーンシーズンならではの魅力です。地蔵山頂駅に着いたら、周辺に整備された遊歩道を歩いてみましょう。冬の間は雪に埋もれている蔵王地蔵尊も、その姿をはっきりと見せてくれます。蔵王山は今も活動する火山のため、出かける前に火山の情報を確かめましょう。標高の高い場所ですので、夏場でも麓より肌寒く感じることがあります。羽織るものを一枚持っていくと安心です。見学を終えたら、歩いて蔵王温泉バスターミナルへ向かいましょう。
蔵王ロープウェイから歩いて10分ほど、お昼は蔵王温泉バスターミナル周辺で食事をとりましょう。蔵王温泉の中心にあるターミナルで、周辺には食堂やお土産店が集まっています。山歩きの後の体を休めながら、ゆっくりと食事を楽しみましょう。お腹を満たしたら、歩いて酢川温泉神社へ向かいましょう。
蔵王温泉バスターミナルから歩いて7分ほど、次に訪れるのは酢川温泉神社です。蔵王温泉の守り神として、古くから湯治に訪れる人々の信仰を集めてきたと伝えられる神社です。温泉街を見下ろす高台に鎮座し、石段を上ると、蔵王の山々を望む景色も広がりますが、段差が急なため、足元に気をつけましょう。静かに、敬意をもって参拝しましょう。見学を終えたら、歩いて蔵王中央ロープウェイへ向かいましょう。
酢川温泉神社から歩いて20分ほど、次に訪れるのは蔵王中央ロープウェイです。温泉駅から鳥兜駅まで、蔵王ロープウェイとは別のもう一つのロープウェイで空中散歩を楽しめます。鳥兜駅の展望台からは、蔵王温泉の町並みを見下ろしながら、新緑に覆われた山並みを一望できます。先ほど訪れた蔵王ロープウェイとは違う角度から、蔵王の自然を眺めてみましょう。見学を終えたら、歩いてドッコ沼へ向かいましょう。

蔵王中央ロープウェイから歩いて8分ほど、次に訪れるのはドッコ沼です。密教の法具「独鈷(とっこ)」に似た形をしていることが名の由来と伝えられる、神秘的な沼です。沼のほとりには蔵王大権現が祀られ、蔵王地蔵尊・蔵王大黒天とあわせて「蔵王三神」と呼ばれています。新緑に囲まれた沼の水面を眺めながら、静かな時間を過ごしましょう。蔵王大権現が祀られている場所なので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。山の中を歩く際は、鈴を鳴らすなどして物音を立て、決められた道を歩き、クマに出会ったときは静かにその場を離れましょう。見学を終えたら、歩いて鳥兜駅へ戻り、蔵王中央ロープウェイで温泉駅まで下りて、蔵王温泉大露天風呂へ向かいましょう。
ドッコ沼から鳥兜駅へ歩いて戻り、蔵王中央ロープウェイで温泉駅まで下りたら、旅の最後に訪れるのは蔵王温泉大露天風呂です。開湯1900年ちかいと伝えられる蔵王温泉の中で、渓流沿いに自然の巨石を組んだ湯船が広がる、開放的な造りのこの露天風呂は、一度に200人ほどが入れるといわれる広さを誇り、上流側が女湯、下流側が男湯に分かれています。強い酸性の硫黄泉が、川のせせらぎを聞きながらの湯あみを引き立てます。新緑に包まれた森の中で過ごす、この季節ならではの贅沢なひとときです。ほかの入浴客を撮影しない、長湯を避ける、水分をとるなど、マナーに気をつけて利用しましょう。なお、積雪期にあたる12月から4月中旬ごろまでは冬期閉鎖となるため、この時期を外れたグリーンシーズンに訪れましょう。空中散歩と開放的な露天風呂で、蔵王の自然を存分に味わいましょう。湯あみを終えたら、バスで山形駅へ戻り、グリーンシーズンの蔵王を巡る日帰り旅を締めくくりましょう。

山形県1泊2日
山形県日帰り
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