渋谷の絶景展望台と明治神宮の杜、対照的な魅力を巡る旅


この旅は電車と歩きでめぐります。JR山手線の原宿駅に11時ごろ着いたら、歩いてすぐの入口から、杜の参道を歩いて明治神宮へ(入口から御社殿までは約10分)。大正9年(1920年)に、明治天皇と昭憲皇太后をおまつりするために創建された神社です。約70万平方メートルの杜は、全国から献木された約10万本を植えて造られた人工林で、「永遠の杜」を目指して育てられてきました。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。
御社殿から南参道を歩いて約9分戻って、明治神宮ミュージアムへ。令和元年(2019年)に開館した、明治天皇・昭憲皇太后ゆかりの品々を保存・展示する施設で、ゆるやかな勾配の屋根が特徴の建物は隈研吾の設計です。2階の宝物展示室では、エドアルド・キヨッソーネが描いた御肖像や、修復された「六頭曳儀装車」などを見ることができます。休館日は公式の案内で確かめましょう。

ミュージアムから原宿駅の方へ歩いて約10分、竹下通りへ。戦後、代々木にできた米軍の宿舎・ワシントンハイツ向けの店が開いたのが始まりで、DCブランドや「竹の子族」、タレントショップ、ヒップホップと、時代ごとの若者文化を発信してきた通りです。人通りが多いので、はぐれないように気をつけましょう。

竹下通りを抜けて歩いて約4分、明治神宮へ続く表参道へ。見事なケヤキ並木の通りで、沿道には店や個性的な建築が並びます。表参道のあたりで昼食にしましょう。
表参道から少し入った、歩いて約3分の太田記念美術館へ。五代太田清藏が集めた約12,000点の浮世絵をもとに、昭和55年(1980年)に正式に開館した、浮世絵専門の美術館です。常設展示はなく、テーマを変えながら展覧会を開いています。展示替えの期間などは休館するので、公式の案内で確かめましょう。

表参道を青山の方へ歩いて約20分、南青山の根津美術館へ(表参道駅からは歩いて約8分)。東武鉄道の社長などを務めた実業家・根津嘉一郎が集めた作品を公開するために創立された美術館で、収蔵品は約7,600件、その中には国宝7件、重要文化財93件が含まれます。起伏や池のある庭園も散策できます(茶室の中には入れません)。休館日は公式の案内で確かめましょう。
根津美術館から歩いて約4分の岡本太郎記念館へ。岡本太郎が1954年から、84歳で亡くなる1996年まで40年以上暮らしたアトリエ兼住居です。建築家・坂倉準三の設計で、ブロックを積んだ壁の上に凸レンズ形の屋根をのせたユニークな建物です。休館日は公式の案内で確かめましょう。杜と美術館をめぐった1日目を、ここで締めくくりましょう。今夜は東京に泊まります。

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