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小泉八雲記念館と塩見縄手、文学と武家屋敷を歩く1泊2日

しおりえ編集部
さんの投稿・2026/09/24 公開・更新日: 2026年10月30日
小泉八雲記念館と塩見縄手、文学と武家屋敷を歩く1泊2日
写真: 663highland / CC BY 2.5 (出典)
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『怪談』の著者・小泉八雲ゆかりの記念館と旧居、江戸期の面影が残る塩見縄手の武家屋敷や田部美術館、明々庵、八雲が通った城山稲荷神社をめぐる1日目。2日目は八雲も訪ねた八重垣神社から神魂神社、八雲立つ風土記の丘へ足を延ばし、八雲が愛した月照寺と宍道湖畔の県立美術館まで。松江城や堀川めぐりとは違う、松江の文学と武家屋敷を楽しむ1泊2日です。
Day1小泉八雲記念館 → 小泉八雲旧居(ヘルン旧居) → 武家屋敷 → 田部美術館 → 塩見縄手 → 明々庵 → 普門院 → 松江歴史館 → 城山稲荷神社
Day2八重垣神社 → 神魂神社 → 八雲立つ風土記の丘 → カラコロ工房 → 月照寺 → 島根県立美術館
訪問スポット数: 15箇所総移動時間: 約2時間48分主な移動手段: 徒歩・バス
1
11:16
小泉八雲記念館
写真: 663highland / CC BY 2.5 (出典)
小泉八雲記念館
滞在 約30分

この旅はバスと歩きでめぐります。JR松江駅に11時ごろ着いたら、市内を回る周遊バスで約16分、「小泉八雲記念館前」で降りて小泉八雲記念館へ。『知られぬ日本の面影』や『怪談』などを通して、日本の文化や伝承を広く世界に紹介した小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の記念館です。八雲の生涯や考え方をグラフィックや映像で紹介し、遺愛品や初版本、直筆原稿などを展示しています。「再話」のコーナーでは、八雲が再話した山陰地方の怪談を聞くことができます。

住所: 島根県松江市奥谷町322
徒歩約1分
2
11:47
小泉八雲旧居(ヘルン旧居)
滞在 約20分

記念館のとなり、歩いて約1分の小泉八雲旧居へ。「怪談」で知られる八雲が、明治24年(1891年)6月から11月までの5か月間、妻のセツと暮らした旧松江藩士の武家屋敷です。『知られぬ日本の面影』の「日本の庭」の舞台となった、三方に庭が見える部屋などが当時のまま残り、書斎には愛用の机と椅子の複製が置かれています。

住所: 島根県松江市北堀町315
徒歩約2分
3
12:09
武家屋敷
滞在 約20分

旧居から歩いて約2分、塩見縄手のほぼ中央にある武家屋敷へ。江戸時代初期から、松江藩の中級から上級の藩士が屋敷替えで入れ替わり住んだところで、280年以上たった建物が昔の姿をよく残し、松江市の文化財に指定されています。客間を中心とした表側と裏側とで造りや材料を分け、公私の区別の厳しさを伝えています。

住所: 島根県松江市北堀町305
徒歩約2分
4
12:31
田部美術館
滞在 約25分

武家屋敷から歩いて約2分の田部美術館へ。山林王といわれた雲南市吉田の田部家25代のコレクションから、茶の湯にかかわる美術品や、楽山焼・布志名焼など出雲地方の工芸品を展示しています。建物は菊竹清訓の設計で、庭を望む呈茶席で抹茶もいただけます。休館日は公式の案内で確かめましょう。

住所: 島根県松江市北堀町310-5
徒歩約5分
5
13:01
塩見縄手
写真: 663highland / CC BY 2.5 (出典)
塩見縄手
滞在 約50分

美術館を出て、塩見縄手の通りを歩きます(約5分)。武家屋敷風の家が堀に面して軒を連ね、松江で最も城下町らしいたたずまいを残すといわれる通りで、小泉八雲記念館前から明々庵の入口までの約500mは、昭和48年(1973年)に松江市の「伝統美観地区」に指定されています。名前は、通りのほぼ中央に松江藩中老・塩見小兵衛の屋敷があったことにちなみ、「縄手」は細く延びる一本道のことです。このあたりで昼食にしましょう。

住所: 島根県松江市北堀町
徒歩約10分
6
14:01
明々庵
滞在 約25分

昼食のあと、塩見縄手から歩いて約10分、坂を上り、松江城を望む高台の明々庵へ。安永8年(1779年)に、松江藩7代藩主・治郷(不昧)の指図で建てられた茶室で、島根県の文化財に指定されています。茅葺の入母屋に掛けられた「明々庵」の額は不昧の直筆です。坂道では足元に気をつけましょう。

住所: 島根県松江市北堀町278
徒歩約12分
7
14:38
普門院
滞在 約30分

明々庵から東へ歩いて約12分、松江城鎮護の寺・普門院へ。三斎流の茶室「観月庵」があり、不昧が松江城から堀川を舟で訪れて茶事を楽しんだといわれます。寺の近くの小豆とぎ橋には、謡曲「杜若」をうたうと恐ろしいことが起こるという伝説があり、小泉八雲も怪談として紹介しています。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。

住所: 島根県松江市
徒歩約5分
8
15:13
松江歴史館
滞在 約45分

普門院から西へ歩いて約5分、堀川沿いに建つ松江歴史館へ。武家屋敷風の外観の博物館で、常設の基本展示室では、松江城と城下町の形成や、松江藩の歴史・文化、城下の人々の暮らしを、資料や映像、模型で紹介しています。休館日は公式の案内で確かめましょう。

住所: 島根県松江市殿町279
徒歩約8分
9
16:06
城山稲荷神社
滞在 約25分

歴史館から城山を歩いて約8分、城山稲荷神社へ。松江藩主・松平直政が夢のお告げによって創建したと伝わる神社で、境内に並ぶ大小さまざまな石狐は、小泉八雲が通勤の途中にしばしば訪ねて愛したといわれます(八雲が愛した狐は、今は場所を移されています)。10年ごとの「ホーランエンヤ」は、この神社の神事です。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。文学と武家屋敷をめぐった1日目を、ここで締めくくりましょう。今夜は松江に泊まります。

住所: 島根県松江市殿町(城山)
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