白銀の青い池と冬の丘、富良野市博物館をめぐる冬の富良野・美瑛プラン

JR美瑛駅の近くでレンタカーを借りて(手続きに15分ほど)、車でおよそ28分、白ひげの滝に着きます。冬は雪道の運転になるので、路面の凍結に気をつけましょう。美瑛川に流れ落ちるこの滝は、青い池と同じ水系にあり、アルミニウム成分を含んだ水が川に溶け込むことで、川面がコバルトブルーに輝く不思議な景色を作り出しています。冬は周囲に雪が積もり、しぶきが霧氷となって木々を白く彩ることもあり、流れ続ける滝との対比が見どころです。展望台までの道や手すりが凍っていることがあるので、足元に気をつけてゆっくり歩きましょう。続いては、車でおよそ7分、青い池へ向かいましょう。
白ひげの滝から車でおよそ7分、雪化粧した丘を抜けた先に現れるのが青い池です。この池はもとから自然にあったものではなく、1988年に起きた十勝岳の噴火をきっかけに、火山による泥流の被害を防ぐ目的でつくられた治山堰堤に、水が少しずつたまってできあがったのだと伝えられています。白ひげの滝や周辺の沢から流れ込む、アルミニウム成分を含んだ水と美瑛川の水が混ざり合うと、目に見えないほど細かな粒子が生まれ、その粒子が光を散乱させることで、独特の青色が浮かび上がるといわれます。池底の白い土壌がその色を引き立てているとも考えられています。2012年ごろ、アメリカのApple社が発売したパソコン「Mac」の壁紙にこの池の写真が使われたことから、一気に世界中で知られる存在になりました。真冬は水面が凍って雪に覆われ、青というより白銀の景色に変わりますが、冬を中心に夜間のライトアップが行われる時期もあり、暗闇に浮かぶ幻想的な姿を見ることができます。雪解けの時期や大雨のあとは水の色が薄まることもあり、季節や天候によって毎回違う表情に出会えるのも魅力です。続いては、車でおよそ29分、新栄の丘展望公園へ向かいましょう。
青い池から車でおよそ29分、新栄の丘展望公園に着きます。美瑛の丘陵地帯を360度見渡せる展望公園です。雪に覆われた冬は、波打つ丘の起伏が白い雪原となり、夏とはまったく違う静かな雪景色を一望できます。展望台や駐車場が凍結していることがあるので、足元に気をつけましょう。まわりの畑は農家の方の土地なので、畑や畦道には入らず、展望公園から眺めましょう。続いては、車でおよそ12分、美瑛選果へ向かいましょう。
新栄の丘展望公園から車でおよそ12分、美瑛選果に着きます。地元でとれた新鮮な美瑛産野菜を販売する直売施設「選果市場」があり、11月の初めから冬のあいだは、軽食の選果工房とレストランが休みになるので、この季節は選果市場と小麦工房での買い物が中心です。美瑛の農産物やお土産をゆっくり選んで、旅の思い出にしましょう。続いては、車でおよそ10分、四季彩の丘へ向かいましょう。
美瑛選果から車でおよそ10分、丘一面に花畑が広がる観光農園、四季彩の丘に着きます。夏は色とりどりの花畑で知られる場所ですが、雪に覆われた冬は一面の銀世界に姿を変え、アルパカ牧場や売店、レストランは冬も変わらず営業しています。スノーラフトやスノーモービルなど、雪原ならではの冬のアクティビティを楽しめることもあります。続いては、車でおよそ17分、東2丁目通りのあたりへ向かいましょう。
四季彩の丘から車でおよそ17分、上富良野の町なか、東2丁目通りのあたりに着きます。このあたりで昼食にしましょう。この後は、車でおよそ19分、ふらのワイン工場へ向かいましょう。
東2丁目通りのあたりから車でおよそ19分、富良野市が直営するふらのワイン工場に着きます。市の葡萄果樹研究所として、富良野産のぶどうを使ったワインづくりを行っており、工場内では熟成や瓶詰めの工程、貯蔵庫のワイン樽などを見学できます。試飲コーナーもあり、雪景色を眺めながら富良野のワインを味わえます。お酒は20歳から。車を運転する人は、試飲もふくめて飲まないようにしましょう。通年営業しているので、冬の旅にも組み込みやすい場所です。続いては、車でおよそ13分、富良野チーズ工房へ向かいましょう。
ふらのワイン工場から車でおよそ13分、富良野産の牛乳を使ってチーズを手づくりする、富良野チーズ工房に着きます。5種類のチーズを作っており、日本で初めて赤ワインを練り込んだとされる「ワインチェダー」など、個性豊かな味わいが揃います。続いては、車でおよそ16分、富良野市博物館へ向かいましょう。
富良野チーズ工房から車でおよそ16分、山部にある富良野市博物館に着きます。富良野の自然、歴史、文化に関する資料を展示する総合博物館です。1階には、動物のはく製や昆虫の標本、地質や岩石の資料、先史時代の考古資料、開拓期の資料、農機具が並び、地質のコーナーにある活断層の断面のはぎ取り標本は、珍しい資料とされています。2階には林業や商業の資料、衣食住にまつわる生活の資料があり、「戦後のあゆみ」のコーナーでは、昭和30年代の民家の復元や、昭和に流行したおもちゃ、漫画、レコード、電化製品などから、戦後のあゆみをたどれます。開館は17時までで、毎週月曜日と年末年始は休館です。旅の締めくくりに、富良野の土地の成り立ちと暮らしにふれてみましょう。見学を終えたら、車でおよそ41分、美瑛駅へ戻り、車を返しましょう。

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