さっぽろ雪まつりと小樽雪あかりの路。冬の北海道を満喫する旅


新千歳空港に10時30分ごろ着いたら、JRの快速で札幌駅まで約40分、地下鉄に乗り換えて大通駅まで進みましょう。地下鉄大通駅から歩いておよそ3分、冬の札幌旅はさっぽろ雪まつりのメイン会場、大通公園からスタートです。始まりは明治4年(1871年)、市街地を南北に分けて火事の延焼を食い止めるための空き地、いわゆる「火防線」として設けられたことにあります。名前もはじめは「後志通」でしたが、明治14年(1881年)に「大通」へと改められました。近代公園の先駆者と呼ばれる長岡安平の手で公園としての形が整えられ、2011年には整備100周年を迎えています。西1丁目から西12丁目まで約1.5km、面積約7.8haにおよぶ細長い園内の東側には、さっぽろテレビ塔が立っています。冬になると雪と氷の彫刻が立ち並ぶ雪まつり会場に姿を変えるので、この時期ならではの景色をたっぷり楽しみましょう。雪まつりの日程は天候などで変わることもあるので、公式サイトで確かめましょう。
大通公園から歩いておよそ17分、二条市場に着きます。市場の中の食事のできる店で、昼食にしましょう。この市場は明治初期、石狩浜の漁師が獲れたての魚を売り歩いたのが始まりと伝えられ、後に創成川対岸の魚市場のまわりへそば屋や居酒屋、青果店が集まったことで、今のにぎわいの原型ができました。鮮魚店・水産会社が並ぶ通りにはカニやサケ、イクラといった北海道の味覚が豊富にそろい、「のれん横丁」には、食事のできる店も集まっています。寒い雪まつりシーズンには、温かい海鮮丼や汁物で体を温めましょう。満腹になったら、歩いておよそ22分、赤れんが庁舎へ向かいましょう。
二条市場で腹ごしらえをしたら、歩いておよそ22分、赤れんが庁舎の愛称で親しまれる北海道庁旧本庁舎へ向かいましょう。明治21年(1888)に建てられた、アメリカ風ネオ・バロック様式の建物で、外壁にはおよそ250万個のれんがが使われていると伝えられています。昭和44年(1969)には国の重要文化財に指定され、長い改修工事を経て、令和7年(2025)7月にリニューアルオープンしました。雪化粧した赤れんがの外観も、この季節ならではの美しさです。見学を終えたら、歩いておよそ17分、さっぽろテレビ塔へ向かいましょう。

赤れんが庁舎を見学したら、歩いておよそ17分、大通公園の東の端に立つさっぽろテレビ塔へ。この塔を設計したのは、名古屋テレビ塔や通天閣、東京タワーなども手がけた「タワー博士」内藤多仲で、昭和32年(1957年)8月24日に開業しました。当初はテレビ放送用の電波塔として建てられ、1956年末にNHK札幌、続いて1959年には札幌テレビ放送(STV)が放送を始めています。開業当時の高さは147.2mでしたが、2005年にNHKのアンテナが撤去され、現在の高さは約144mです。地上90mにある展望台からは、雪まつりで賑わう大通公園を真上から見渡せるので、雪像のライトアップと合わせて楽しみましょう。見学を終えたら、歩いておよそ13分、すすきの会場へ向かいましょう。
さっぽろテレビ塔を見学したら、歩いておよそ13分、すすきの会場へ向かいましょう。さっぽろ雪まつりの中でも「氷を楽しむ・触れる」をテーマにした会場で、南4条通から南6条通にかけて、大小60基ほどの氷像が立ち並びます。氷の中に魚を閉じ込めた氷像や、氷彫刻コンクールの作品なども見どころです。日が暮れると氷像がライトアップされ、昼間とはまた違う幻想的な表情を見せてくれます。すすきのの氷の芸術を楽しんだら、藻岩山ロープウェイで夜景を見に行くのも一案です。藻岩山は「日本新三大夜景」に選ばれたとされる札幌の夜景スポットで、標高531mの山頂から見下ろす街の灯りは、1日目の終わりにふさわしい眺めです。ロープウェイの営業時間や運行状況は公式サイトで確かめましょう。宿へは市電やバスなどで戻り、この夜は、札幌の宿に泊まりましょう。

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