お寺めぐりと川下り、嵐山・嵯峨野をゆったり巡る旅


1日目は、車折神社駅に10時58分ごろ着いたら、歩いておよそ2分の車折神社から旅を始めましょう。平安時代の学者・清原頼業を祀り、後嵯峨天皇の牛車の轅がこの前で突然折れたことから「車折」の名がついたと伝えられています。境内の「芸能神社」を彩る、俳優や歌手の名を記した朱塗りの玉垣も見どころ。急ぎ足では素通りしてしまいがちな神社ですが、ゆったり境内を歩いて、玉垣の名前を探してみるのも楽しみ方の一つです。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。この後は、車折神社駅へ戻り、電車で法輪寺へ向かいましょう。

車折神社駅まで歩いておよそ2分、電車でおよそ4分の嵐山駅まで行き、さらに歩いておよそ11分で法輪寺に着きます。和銅6年(713年)、元明天皇の勅願により行基が創建したのが始まりと伝えられ、天長6年(829年)には空海の弟子・道昌が虚空蔵菩薩を安置し、「嵯峨の虚空蔵さん」の愛称で親しまれるようになりました。清和天皇が13歳で成人の証の法要をこの寺で営んだ故事にちなみ、子どもが13歳になると知恵を授かりにお参りする「十三まいり」の風習が生まれたといいます。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。この後は、歩いておよそ7分、渡月橋のあたりで昼食にしましょう。
法輪寺から歩いておよそ7分、渡月橋のあたりに着きます。桂川にかかるこの橋のたもとには食事処が並び、川面を眺めながら昼食をとるのにぴったりの場所です。お店を選んで、ゆっくり昼食をとりましょう。この後は、歩いておよそ4分の、嵐山モンキーパークいわたやまへ向かいましょう。

昼食を終えたら、歩いておよそ4分、野生のニホンザルが暮らす山へ向かいます。1954年に京都大学の研究者たちが観察を始め、1957年に一般公開できるよう整備されたのが始まりと伝えられています。「嵐山群」と呼ばれるこの群れは、70年近くにわたる観察で全個体の親子関係が記録されているという、世界的にも珍しい調査対象。ゆっくり山道を上れば、山頂からは嵐山や京都市街の眺めも待っています。この後は、歩いておよそ4分の渡月橋へ向かいましょう。
嵐山モンキーパークいわたやまから歩いておよそ4分、嵐山のシンボル・渡月橋に着きます。平安時代に架けられた当初は近くの法輪寺にちなみ「法輪寺橋」と呼ばれていましたが、鎌倉時代、亀山上皇が満月の夜に舟遊びをした際、月が橋の上を渡っていくように見えたことから「渡月橋」と呼ばれるようになったと伝えられています。桂川にかかる橋の上から、ゆっくり嵐山を眺めましょう。この後はタクシーで、大覚寺へ向かいましょう。タクシーは、前もって予約しておくと安心です。
渡月橋からタクシーでおよそ9分、大覚寺に着きます。貞観18年(876)、嵯峨天皇の離宮「嵯峨院」を寺に改めたのが始まりと伝えられる、皇室ゆかりの門跡寺院で、「嵯峨御所」とも呼ばれています。境内東側に広がる大沢池は、嵯峨天皇が弘仁年間(810-824)に造営した離宮の庭池で、日本最古の人工の林泉とされています。中国の洞庭湖になぞらえて「庭湖」とも呼ばれ、嵯峨天皇はここで詩歌管弦の宴を催したと伝えられています。大覚寺は「いけばな嵯峨御流」の家元でもあり、花の寺としても親しまれています。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。大覚寺からタクシーでおよそ9分の、鳥居本のあたりの宿に向かい、ゆっくり休みましょう。

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