四万十川の屋形船と沈下橋、清流の町・中村をめぐるプラン

この旅はレンタカーでめぐります。土佐くろしお鉄道の中村駅から車で約20分の、四万十市三里の屋形船の乗船場へ。乗船場から四万十川を下り、三里沈下橋をくぐって、大きくS字を描いて蛇行する川に沿って佐田沈下橋の近くまで進み、折り返して戻ってくる約60分の遊覧です。天候や川の状態によって出航できないこともあるので、公式の案内で確かめましょう。
乗船場から車ですぐの三里沈下橋へ。昭和38年(1963年)にかけられた、長さ145.8mの沈下橋です。沈下橋は、大水のときに川に沈むことを考えて造られた橋で、水の抵抗を受けにくくし、流木などが引っかかって川があふれるのを防ぐため、はじめから欄干がありません。車も通る橋なので、橋の上では車に気をつけ、欄干のない橋の端に寄りすぎないようにしましょう。地元の人や車が写り込まないよう、撮影にも気を配りましょう。

三里から川を下って佐田沈下橋へ。正式には今成橋といい、四万十川の沈下橋のなかで最も下流にあり、最も長い橋とされ、昭和47年(1972年)にかけられた長さ291.6mの沈下橋です。屋形船から見た橋を、今度は岸から眺めましょう。車も通る橋なので、橋の上では車に気をつけ、欄干のない橋の端に寄りすぎないようにしましょう。地元の人や車が写り込まないよう、撮影にも気を配りましょう。
佐田から車で中村の町へ戻り、為松公園の中の四万十市郷土博物館へ。山内一豊の弟・康豊の居城だった中村城の跡に建つ、城の形をした博物館で、四万十川や支流とともに紡いできた暮らしや歴史・文化を、「川と共に生きるまち」として紹介しています。土佐一條家や中村山内家、幕末の樋口真吉、中村出身の幸徳秋水にかかわる資料もあります。最上階は展望台で、四万十川と東山、市街地を一望できます。休館日は公式の案内で確かめましょう。
博物館から車ですぐの一條神社へ。応仁の乱を逃れて土佐に下った一條教房に始まる土佐一條氏の遺徳をしのび、文久2年(1862年)に、中村御所の跡の小森山の山頂にあった一條家の御廟所の跡に建てられた神社です。境内には、藤見の御殿の跡や化粧の井戸が残ります。地元では「いちじょこさん」と呼ばれて親しまれ、11月には一條大祭が開かれます。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。このあたりで昼食にしましょう。

中村の町の西を流れる四万十川にかかる四万十川橋、通称「赤鉄橋」へ。大正15年(1926年)に完成した赤い鉄橋で、四万十市のランドマークとして親しまれ、2026年に100周年を迎えました。河川敷から、四万十川と赤い橋の眺めを楽しみましょう。
赤鉄橋を渡って、四万十川学遊館あきついおへ。四万十川は多くの種の宝庫といわれ、流れの下に広がる約180種の魚と約90種のトンボなど、四万十川の生き物たちの世界を学び、楽しめる施設です。休館日は公式の案内で確かめましょう。
あきついおのとなりのトンボ自然公園へ。世界初のトンボ保護区とされる公園で、木々の緑と四季の花々に囲まれた園内には遊歩道が設けられ、一年を通じて約60種類のトンボを見ることができます。見られるトンボは季節によって変わります。池のそばでは足元に気をつけましょう。四万十川の清流と、そこに生きる生き物たちをめぐる旅を、ここで締めくくりましょう。帰りは、車で中村駅へ。

高知県日帰り
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高知県1泊2日
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