竜串海岸とジョン万次郎資料館、足摺の海中美と歴史の1泊2日


中村駅に10時30分ごろ着いたら、駅前でレンタカーを借りて(手続きに15分ほど)、車でおよそ38分、旅の始まりの竜串海岸に着きます。竜串周辺は、駐車場に車を置いて歩いてめぐりましょう。太平洋の荒波と強い風による長い年月の浸食を受け、新第三紀の砂岩・泥岩の地層が削られてできた、他に類を見ない奇岩の海岸です。岩肌には「蜂の巣構造」と呼ばれる無数の小さな穴が刻まれ、大竹・小竹・かぶと石など、それぞれに名付けられた奇岩・奇勝が点在する様子から、「地質の博物館」とも呼ばれています。昭和45年(1970)には、日本で最初に指定された海中公園(現在の海域公園)の一つとされています。波打ち際は滑りやすいところもあるので、足元に気をつけて歩きましょう。この後は、車でおよそ9分、足摺海洋館「SATOUMI」へ向かいましょう。
竜串海岸から車でおよそ9分、足摺海洋館「SATOUMI」に着きます。およそ350種1万5千点の生き物を、70基の水槽で紹介する水族館で、黒潮の恵みを受けた足摺の海の生態系を、大きな水槽でまるごと再現しています。館内にはカフェもあるので、ここで昼食にしましょう。館内をゆっくりとめぐって、足摺の海の豊かさを体感しましょう。この後は、車でおよそ8分、竜串グラスボート乗り場へ向かいましょう。
足摺海洋館「SATOUMI」から車でおよそ8分、竜串グラスボートの乗り場に着きます。底がガラス張りになった船に乗り込み、船上から竜串の海に群生するテーブルサンゴや、色とりどりの熱帯魚が泳ぐ海中の景色を眺めることができます。航路の先には、弘法大師がこの絶景を見残したという言い伝えが名の由来と伝わる見残し海岸があり、上陸すれば、竜串とはまた違った表情の奇岩群を間近で歩くこともできます。天候により運航状況が変わるので、訪れる前に公式サイトで確かめましょう。竜串海岸から見残し海岸まで、太古の地球が刻んだ造形美と、生きたサンゴの海を、あわせて楽しみましょう。この後は、車でおよそ35分、大月町の大堂海岸へ向かいましょう。
竜串グラスボート乗り場から車でおよそ35分、大月町の大堂海岸に着きます。切り立った白い岩肌の断崖が海岸線に連なり、断崖の縁に沿って整備された遊歩道を歩きながら、青い海と白い岩壁が織りなす大パノラマを眺めることができます。大堂山展望台まで登れば、柏島の島影まで見渡す360度の景色が広がります。周辺には「大堂お猿公園」もあり、およそ200匹の野生のニホンザルが暮らす姿を見られることもあります。断崖の縁には近づかず、遊歩道から眺めましょう。この後は、車でおよそ13分、柏島へ向かいましょう。
大堂海岸から車でおよそ13分、橋を渡って柏島漁港のあたりに着きます。黒潮と豊後水道の流れがぶつかる海域に浮かぶ小島で、抜群の透明度を誇るエメラルドグリーンの海は、まるで船が宙に浮いているように見えると評判です。多くの魚種が生息する海として、国内屈指のダイビングスポットともいわれています。島内の集落を歩きながら、橋の上や岸辺から、透き通った海の色をゆっくりと眺めましょう。竜串海岸から続いた、この日めぐった海中美も、ここでひと区切りです。この夜は、柏島のあたりの宿に泊まりましょう。

高知県日帰り
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