鳥羽湾めぐりと相差の海女文化、島めぐりと海女の里1泊2日

鳥羽駅に10時40分ごろ着いたら、歩いておよそ8分、鳥羽湾に浮かぶミキモト真珠島から旅を始めます。明治26年(1893)、御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功した場所とされ、1951年に真珠のテーマパークとして開島しました。真珠のすべてがわかる真珠博物館や、「真珠王」と呼ばれた御木本幸吉の生涯を紹介する御木本幸吉記念館があり、真珠の歴史と魅力をじっくり学べます。島の見どころのひとつが、白い磯着をまとった海女による潜水実演です。かつて真珠養殖には、海底でアコヤ貝を採取し、核入れした貝を再び海へ戻す作業を担う海女の存在が欠かせませんでした。今もその伝統的な磯着姿の実演が見られるのは、この島だけとされています。相差の海女さんたちの暮らしを知る前に、真珠を支えたもうひとつの海女文化にも触れましょう。この後は、歩いておよそ12分の佐田浜の鳥羽マリンターミナルから、定期船で答志島の答志港へ向かいましょう。
ミキモト真珠島から歩いて約12分の鳥羽マリンターミナルから、定期船でおよそ28分、答志島の答志港に着きます。港から歩いて約4分。答志港の定期船乗り場のそばには、丼ものや麺類、定食を出す食堂もあるので、ここで昼食をとりましょう。定期船の時刻は、鳥羽市の時刻表で確かめましょう。食事を終えたら、歩いて約6分、八幡神社へ向かいましょう。

答志港のまわりから歩いて約6分、答志の集落にある八幡神社に着きます。答志島は鳥羽港の北東にある鳥羽市でいちばん大きな島で、答志・答志和具・桃取の3つの集落があり、漁業がさかんです。八幡神社の神紋は、大漁や家内安全を祈る意味があるとされ、毎年旧暦の1月17日から19日には、八幡神社の祭礼「神祭」が行われます。道幅の狭い路地を歩きながら、漁師町の暮らしを感じましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。この後は、歩いて約4分の答志港から定期船でおよそ31分、佐田浜の鳥羽マリンターミナルへ戻りましょう。

答志島から定期船で佐田浜の鳥羽マリンターミナルに戻ったら、ターミナルの一番奥にある乗り場から、鳥羽湾めぐりの遊覧船に乗りましょう(答志の八幡神社から、歩きと船と乗りかえであわせておよそ40分)。イルカ島まではおよそ15分、そこから鳥羽マリンターミナルまでは40分ほど船にゆられながら、鳥羽湾をめぐります。船上からは、リアス海岸ならではの入り組んだ海岸線や、波の穏やかな湾内の景色を眺めることができます。運航の時刻は季節で変わり、冬には運休する期間もあるので、公式の案内で確かめましょう。海の上から鳥羽の街並みや島々を眺めながら、のんびりとした船旅を楽しみましょう。この後は、歩いて約8分、鳥羽一番街へ向かいましょう。
鳥羽マリンターミナルから歩いて約8分、鳥羽一番街に着きます。鳥羽駅前に建つ、鳥羽最大級とされる商業施設です。伊勢志摩の海の幸を使ったご当地グルメの飲食店や、真珠専門店、お土産物店が数多く集まっており、旅の記念や贈り物選びにぴったりの品が見つかります。館内の休憩スペース「鳥羽湾展望台」からは、遊覧船で巡った鳥羽湾を、今度は高い場所からゆっくりと一望できます。旅の思い出になる品を選んだら、歩いて約3分、鳥羽マルシェへ向かいましょう。
鳥羽一番街から歩いて約3分の鳥羽マルシェが、1日目最後の目的地です。鳥羽近海で獲れた新鮮な魚介や、地元で育った野菜を扱う農水産物の直売所で、地元の人々にも親しまれています。旬の地物を手頃な価格で購入でき、鳥羽ならではのお土産探しにも向いた場所です。鳥羽湾めぐりの遊覧船から答志島の漁村、そして駅前の賑わいまで、1日を通して鳥羽の海の恵みと人々の暮らしに触れる旅になりました。見学を終えたら、この夜は、歩いて約8分の鳥羽駅のまわりの宿に泊まりましょう。

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