伊勢神宮内宮とおかげ横丁、定番の伊勢参りプラン


定番の伊勢参りは、まず二見興玉神社からスタートです。伊勢神宮参拝の前に、二見浦の海水で心身を清める「浜参宮」という古くからの習わしがあり、今も多くの参拝者がこの作法にならっています。沖合およそ700mに鎮まる「興玉神石」と、日の大神(太陽)を拝むための鳥居の役目を果たしているのが、社殿前の海に立つ夫婦岩です。高さおよそ9mの男岩と4mの女岩が寄り添うように並び、大注連縄で結ばれた姿は、夫婦円満や良縁成就のシンボルとしても親しまれています。今も祈りが続く聖地ですので、境内では静かに、敬意をもってお参りしましょう。海を望む清らかな空気の中で、伊勢参りの始まりにふさわしいひとときを過ごしましょう。見学を終えたら、車でおよそ18分、外宮へ向かいましょう。

二見興玉神社を見学したら、車でおよそ18分、外宮(豊受大神宮)へ向かいましょう。衣食住をはじめとした産業の守り神・豊受大御神をまつるお宮で、参拝の順序も、祭典の習わしにならって外宮から内宮へと参るのがならわしとされています。花菖蒲が美しい「まがたま池」や、外宮正殿の原寸大模型を展示する「せんぐう館」など、見どころも豊富です。平清盛が勅使として参向した際、冠にその枝が触れたと伝わる古木「清盛楠」も見学できます。今も祈りが続く聖地ですので、境内では静かに、敬意をもってお参りしましょう。見学を終えたら、車でおよそ10分、内宮へ向かいましょう。
外宮を参拝したら、車でおよそ10分、内宮(皇大神宮)へ向かいましょう。内宮は天照大御神をお祀りするお宮で、皇室の祖先神として、また日本人にとって特別な存在として、約2000年前からこの地に鎮まっていると伝えられています。内宮でぜひ知っておいていただきたいのが「式年遷宮」という制度です。20年に一度、隣接する敷地に社殿を新しく建て替え、神様にお遷りいただくというもので、約1300年前、天武天皇の時代に制度として定められ、持統天皇の時代に第1回が行われたと伝わっています。掘立柱で建てられた社殿の耐用年数がおよそ20年であることに加え、建築や工芸の技術を次の世代へ受け継いでいくという意味も込められているとされ、今日まで大切に続けられてきました。正殿の床下中央には「心御柱」と呼ばれる特別な柱が立てられていますが、これは古くからの秘事とされ、一般には公開されていません。宇治橋の下、五十鈴川の清らかな流れで心身を清めてから参道を進み、今も祈りが続く聖地ですので、静かな杜に包まれた正宮で、静かに、敬意をもってお参りをしましょう。参拝を終えたら、歩いておよそ25分、猿田彦神社へ向かいましょう。

内宮を参拝したら、歩いておよそ25分、猿田彦神社へ向かいましょう。「みちひらきの神」と称される猿田彦大神と、倭姫命を五十鈴の川上に案内し、内宮の地を薦めたと伝わる大田命をまつる神社です。県道に面して立つ大鳥居の柱は八角形をしており、方位除けにご利益があるといわれています。本殿の鰹木や欄干、手水舎の柱など、境内のあちこちに八角形の意匠が隠れているのも見どころです。社殿は「さだひこ造り」と呼ばれる、二重破風が特徴的な切妻造りで建てられています。今も祈りが続く聖地ですので、境内では静かに、敬意をもってお参りしましょう。参拝を終えたら、歩いておよそ16分、おかげ横丁へ向かいましょう。
猿田彦神社を参拝したら、歩いておよそ16分、おかげ横丁へ向かいましょう。道中は、伊勢神宮内宮の参道として賑わう「おはらい町通り」を歩きます。おかげ横丁は、その通りの中ほどにある、伊勢路の古い町並みを再現した、買い物や食事を楽しめるエリアです。週末などには、横丁専属の和太鼓チーム「神恩太鼓」による演奏を太鼓櫓で見られることがあります。日程は現地や公式の案内で確かめましょう。このチームは1992年に結成され、翌1993年のおかげ横丁開業とともに活動を始め、今も変わらず横丁を盛り上げています。横丁の中心にある赤福本店は明治時代に建てられた建物で、毎年春になるとこの軒先にツバメが巣を作ることでも知られています。ツバメが巣をかける家は商売繁盛につながるという言い伝えがあり、地元の人々にも大切にされてきました。伊勢うどんなどの食事を出す店も多いので、おはらい町通りからおかげ横丁まで、通りをあちこち巡りながら、お昼ごはんも兼ねてお腹を満たしていきましょう。伊勢の工芸品を扱うお店も多いので、気になるお店をのぞきながら、ゆっくり散策を楽しみましょう。伊勢神宮内宮とおかげ横丁を巡る、定番の伊勢参りプランは、これで終わりです。

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