比叡山延暦寺と三井寺、世界遺産の古刹を巡る大津日帰りプラン

この旅は電車とケーブルカーと歩きでめぐります。京阪石山坂本線の三井寺駅から歩いて約10分。室町時代の一切経蔵の中には、経典を納めた八角形の大きな輪蔵があり、回して動かせるつくりです。この経蔵は、毛利輝元が慶長7年(1602年)にほかの寺から移したものです。三重塔も、大和の寺の塔を豊臣秀吉が伏見城へ移し、のちに徳川家康がこの寺に寄せたと伝わります。西国三十三所の札所の観音堂は、火災のあと元禄2年(1689年)に建て直されました。拝観の受付時間は公式の案内で確かめましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。
三井寺駅から京阪電車で坂本比叡山口駅へ行き、北へ歩いて約20分(あわせて約45分)。天台真盛宗の総本山で、聖徳太子が開いたと伝わり、室町時代に真盛が建て直しました。比叡山の焼き討ちのあと、坂本城主の明智光秀が寺の復興に力を尽くしたとされ、境内には光秀の一族の墓があります。重要文化財の本堂のほか、安土桃山時代から江戸時代にかけてつくられた庭も見られます。一族の墓のまわりでは、静かに過ごしましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。
西教寺から歩いて約20分、坂本比叡山口駅のあたりへ。延暦寺の門前町として栄えた坂本の町で、昼食にしましょう。今も人が暮らしている町なので、静かに歩きましょう。
坂本ケーブルの乗り場まで歩いて約10分、ケーブルカーで比叡山の上へ上がり、歩いて約8分(あわせて約30分)。ケーブルカーに乗るときは係の人の案内に従いましょう。東塔は延暦寺が始まった地で、総本堂の根本中堂は、本尊の薬師如来をまつる国宝の建物です。今の建物は寛永19年(1642年)に完成したもので、大がかりな改修工事が続いていますが、工事の間も参拝できるようになっています。各宗派を開いた僧の木像をまつる大講堂や、延暦寺の山門にあたる文殊楼も重要文化財です。大黒天を信仰するならわしが始まった地とされる大黒堂もあります。巡拝の時間は公式の案内で確かめましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。
東塔からシャトルバスで約5分、西へ約1kmのところにあります。本堂の釈迦堂は、延暦寺に今ある建物のなかでいちばん古いとされ、もとは三井寺の金堂だったものを、文禄4年(1595年)に豊臣秀吉が移したものです。朝に訪ねた三井寺とのつながりも感じられます。常行堂と法華堂を廊下でつないだ「にない堂」には、弁慶が廊下を肩にかついだという言い伝えがあります。東塔との境には、伝教大師の御廟がある浄土院もあります。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。
シャトルバスで東塔へ戻り、坂本ケーブルで坂本へ下りて、歩いて約8分(あわせて約35分)。延暦寺の高僧が隠居して暮らした里坊の一つで、延暦寺のなかでも格式の高い寺でした。国の名勝の庭は、大宮川の清らかな水を引き入れた流れを中心に、背後の八王子山を景色に取り込んでいます。大正時代に建てられた2棟の茶室と四阿は、大津市の文化財です。受付の時間と休館日は公式の案内で確かめましょう。帰りは、坂本比叡山口駅まで歩いて約10分です。

滋賀県・彦根1泊2日
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滋賀県日帰り
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