千本鳥居と抹茶の香り、伏見・宇治をめぐる日帰りプラン

JR宇治駅から歩いておよそ18分、現存最古の神社建築とされる本殿を持つ世界遺産、宇治上神社に着きます。祭神は応神天皇・仁徳天皇・菟道稚郎子の三柱。本殿は平安時代後期、11世紀後半の建立と伝えられ、3棟の内殿を1つの覆屋で包む珍しい形式をしています。隣接する平等院の鎮守社として、平等院の支援を受けながら整えられてきたと伝えられ、平等院とあわせて世界遺産に登録されています。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。この後は、歩いておよそ9分、宇治川へ向かいましょう。
宇治上神社から歩いておよそ9分、宇治橋のたもとに着きます。平安時代には貴族の間で鵜飼が楽しまれ、『蜻蛉日記』にもその様子が記されていると伝えられていますが、殺生を禁じる仏教の教えが広まるとともに衰退したといわれます。大正15年に鵜飼が復活し、今も夏には鵜匠が鵜を操る「宇治川の鵜飼」が夏の風物詩として親しまれています。宇治橋のたもとには紫式部の像も立っており、橋を渡って続くまち並みには宇治茶の老舗が並んでいます。清流を眺めながら、ゆっくりとした時間を過ごしましょう。続いては、歩いておよそ23分、三室戸寺へ向かいましょう。

宇治川から歩いておよそ23分、アジサイと蓮で知られる「花の寺」、三室戸寺に着きます。宝亀元年(770年)、山中から見つかった黄金の仏像を本尊として、光仁天皇の勅願で創建されたと伝えられています。庭園には2万株のアジサイが咲き誇り、7月には本堂前の蓮園に250鉢の蓮が並びます。西国三十三所の十番札所でもあります。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。続いては、タクシーでおよそ17分、御香宮神社へ向かいましょう。

三室戸寺からタクシーでおよそ17分、名水が湧くことからその名がついた伏見の氏神様、御香宮神社に着きます。貞観4年(862年)、境内から良い香りのする水が湧き出し、その水を飲むと病がたちまち癒えたという言い伝えから、時の清和天皇より「御香宮」の名を賜ったと伝えられています。境内の「御香水」は伏見の地名の由来という説もあり、今も名水として親しまれています。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。続いては、歩いておよそ6分、伏見大手筋商店街へ向かいましょう。
御香宮神社から歩いておよそ6分、伏見大手筋商店街に着きます。ここで昼食にしましょう。この後は、タクシーでおよそ10分、藤森神社へ向かいましょう。

伏見大手筋商店街からタクシーでおよそ10分、勝運と馬の神社として知られ、11月の「しんしん祭」には競馬ファンの参拝も多い藤森神社に着きます。創建の時期は明らかではありませんが、神功皇后によるものと伝えられ、およそ1800年前にさかのぼるとされています。洛南深草の氏神として崇敬されてきました。毎年5月に行われる「藤森祭」は、菖蒲の節句発祥の祭ともいわれ、「菖蒲」が「尚武」に通じることから、勝負運を願う人々の信仰を集めています。祭りで奉納される「駈馬神事」の勇壮さから、馬の守護神としても知られています。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。続いては、タクシーでおよそ12分、伏見稲荷大社へ向かいましょう。
藤森神社からタクシーでおよそ12分、旅の最後は伏見稲荷大社です。和銅4年(711)の創建と伝えられ、全国に3万社あるといわれる稲荷神社の総本宮で、商売繁盛や五穀豊穣の神として篤い信仰を集めてきました。稲荷山の麓から山腹にかけて、朱色の鳥居がすき間なく並ぶ「千本鳥居」は、参拝者が祈願成就のお礼として奉納してきたもので、鳥居のトンネルをくぐりながら歩く体験は、京都を代表する光景のひとつといわれます。稲荷山の頂上まで登ることもできますが、四つ辻あたりまでの散策でも十分に見ごたえがあります。石段が続く場所もあるので、足元に気をつけて歩きましょう。時間に応じて、無理のない範囲で鳥居のトンネルを楽しみましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。帰りは、歩いておよそ6分の稲荷駅から、電車に乗りましょう。

京都府日帰り
京都府・伏見・宇治1泊2日
京都府日帰り
京都府1泊2日