富山県美術館と岩瀬の街並み、港町富山を巡る1泊2日


この旅は車でめぐります。JR富山駅に11時ごろ着いたら、駅の近くでレンタカーを借りて(手続きに15分ほど)、車で約8分。本日は、富山県美術館からスタートです。2017年に開館した美術館で、建築家・内藤廣氏の設計による、水面と一体になったような開放的な建物です。館内には、ピカソやロートレック、ミロ、シャガールといった20世紀の近現代美術の作品が収蔵されているほか、ポスターや椅子など、暮らしに身近なデザインのコレクションも見どころのひとつです。屋上の「オノマトペの屋上」にもぜひ足を運びましょう。グラフィックデザイナー・佐藤卓氏が手がけたオリジナルの遊具で、擬音語・擬態語をテーマにしたユニークな空間になっており、立山連峰を望む景色も楽しめます。美術鑑賞とあわせて、建築や眺望まで存分に味わいましょう。館内のレストラン・カフェで昼食にしましょう。見学を終えたら、歩いて富岩運河環水公園へ向かいましょう。

富山県美術館を見学したら、歩いて約5分の富岩運河環水公園へ向かいましょう。富岩運河沿いに整備された、水と緑が美しい公園です。公園のシンボル「天門橋」は、展望塔から公園全体はもちろん、立山連峰まで見渡せる眺めが自慢です。園内には、ストアデザイン賞を受賞したことから「世界一美しい」とも評されるスターバックスの店舗もあり、運河を望むテラス席もあります。かつて舟運で栄えたこの運河は、今は市民の憩いの場として親しまれています。水辺の景色を、のんびりと散策しながら楽しみましょう。見学を終えたら、美術館の駐車場の車に戻り、富山市ガラス美術館へ向かいましょう。

富岩運河環水公園を見学したら、歩いて約5分で車に戻り、車で約12分の富山市ガラス美術館へ向かいましょう。建築家・隈研吾氏らが設計を手がけ、平成27年(2015)に竣工した建物です。ガラスやアルミ、石を使ったファサードが、さまざまな角度で光を反射し、キラキラと輝く外観で知られています。建物を貫く大きな吹き抜けには、南からの光を地上まで届ける工夫が凝らされ、富山県産の杉板やガラス、鏡が光をやわらかく反射し、まるで森の中にいるような空間を演出しています。館内では、現代ガラス美術のコレクション展や、企画展を楽しめます。建築そのものも見どころのひとつなので、フロアを歩きながらじっくりと味わいましょう。見学を終えたら、歩いて富山城址公園へ向かいましょう。

富山市ガラス美術館を見学したら、歩いて約11分の富山城址公園へ向かいましょう。天文12年(1543)頃、神保長職が築いたと伝わる富山城の跡地に整備された公園です。その後、佐々成政や前田氏の居城となり、明治4年(1871)の廃藩置県で廃城となりました。園内の富山市郷土博物館は、昭和29年(1954)に建てられた模擬天守で、富山の歴史を紹介しています。城内に唯一残るとされる建築遺構「千歳御門」や、佐藤記念美術館もあわせて見学できます。お堀に沿って整備された公園を歩きながら、城下町・富山の歴史に思いを馳せましょう。見学を終えたら、歩いて高志の国文学館へ向かいましょう。
富山城址公園を見学したら、歩いて約10分の高志の国文学館へ向かいましょう。旧富山県知事公館を改修し、隣接地に新館舎を増築してつくられた文学館で、平成24年(2012)に開館しました。増築部分の外壁には、富山県の主要産業であるアルミパネルが使われ、15種類の木々の葉の模様があしらわれています。常設展示室「ふるさと文学の蔵」には、長さ13.7m、高さ5mという大きな書架があり、万葉集の歌人・大伴家持をはじめ、藤子・F・不二雄や宮本輝など、富山にゆかりのある文化人の資料を紹介しています。文学と建築、両方の魅力をあわせて楽しみましょう。富山県美術館と岩瀬の街並み、港町富山を巡る旅、1日目はこれで終わりです。この夜は、富山駅のあたりの宿に泊まりましょう。

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