相倉合掌造り集落、世界遺産の山里を歩く定番日帰りプラン

旅の始まりは相倉合掌造り集落です。新高岡駅や高岡駅でレンタカーを借りて、東海北陸自動車道で向かいましょう。庄川を見下ろす高台に、合掌造りと茅葺きの家々が寄り添うように並ぶ、五箇山を代表する集落です。1995年、白川郷・菅沼とともに世界文化遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」に登録されました。20棟の合掌造りと4棟の茅葺き家屋、あわせて24棟が残り、五箇山でもっとも大きい合掌集落とされています。建物の多くは江戸末期から明治にかけてのもので、最も古いものは17世紀にさかのぼるといわれています。この集落は今も変わらず人々の暮らしの場で、「人が住まう世界遺産」とも呼ばれています。窓越しに家の中をのぞき込むようなことは控え、住民の暮らしに敬意を払いながら、静かな山里の風景を眺めてみましょう。この後は、車でおよそ10分、村上家へ向かいましょう。
相倉から車でおよそ10分、村上家に着きます。合掌造りの古い形式をよく残す建物として、1958年(昭和33年)に国の重要文化財に指定されました。地元にはおよそ350年前の建築と伝わりますが、建てられた時期には諸説あります。囲炉裏を囲みながら、五箇山地方に伝わる民謡「こきりこ節」を聞くこともできます。日本最古級の民謡のひとつともいわれる調べに耳を傾けながら、ひとときを過ごしてみましょう。この後は、車でおよそ10分、菅沼合掌造り集落へ向かいましょう。

村上家から車でおよそ10分、菅沼合掌造り集落に着きます。9戸の合掌造り家屋が残る、相倉より小さな集落です。相倉・白川郷とともに、1995年に世界文化遺産に登録されました。集落内には、江戸時代にこの地方の主産業だった塩硝(えんしょう、火薬の原料)づくりの歴史を伝える「塩硝の館」と、菅沼でもっとも古い合掌造りを改築した「五箇山民俗館」があり、暮らしの道具などおよそ300点が展示されています。この集落も今も人々が暮らす場で、窓越しに家の中をのぞき込むようなことは控え、住民の暮らしに敬意を払いましょう。ここで昼食にしましょう。この後は、車でおよそ10分、岩瀬家へ向かいましょう。
菅沼から車でおよそ10分、岩瀬家に着きます。およそ300年前、8年の歳月をかけて建てられたと伝わる、五箇山・白川郷を通じてもっとも大きいとされる合掌造り家屋です。1958年(昭和33年)、国の重要文化財に指定されました。5層になった建物の中では、養蚕や塩硝づくりに使われた道具なども見学できます。この後は、車でおよそ30分、白川郷へ向かいましょう。

岩瀬家から車でおよそ30分、富山県から岐阜県に入り、白川郷・荻町集落に着きます。相倉・菅沼とあわせて、1995年に世界文化遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」に登録された3つの集落の中でも、もっとも規模の大きい集落です。庄川沿いに合掌造りの家々が立ち並び、城山天守閣展望台からは、集落全体を見渡す眺めを楽しめます。国の重要文化財に指定されている和田家をはじめ、内部を見学できる合掌造りの家屋も点在しています。この集落も今も人々が暮らす場で、窓越しに家の中をのぞき込むようなことは控え、住民の暮らしに敬意を払いましょう。相倉・菅沼の静かな佇まいから、白川郷の賑わいまで、世界遺産の山里をめぐる旅はこれで終わりです。帰りは、来た道を戻り、レンタカーを返却しましょう。

石川県・岐阜県3泊4日
富山県・五箇山1泊2日
富山県・五箇山日帰り
富山県1泊2日