大洗磯前神社と水族館、海と生き物を満喫する大洗日帰りプラン


大洗磯前神社は、平安時代の斉衡3年(856)、この地で製塩をしていた人が、夜の海に光り輝くものを見つけたという言い伝えに始まる神社です。翌朝、浜辺に現れた不思議な形の石は、かつてこの国を造り常世の国へ去っていった神・大己貴命と少彦名命が、人々を救うために再びこの地に降り立った姿だと伝えられ、これが神社の始まりとされています。太平洋の荒波に洗われる岩礁に立つ「神磯の鳥居」は、まさに二柱の神が降臨したと伝わる場所で、朝日を背に浮かび上がるその姿は、多くの参拝者の心をとらえてきました。岩場や波打ち際には近づきすぎないようにしましょう。境内には、大洗の海で見つかった生き物や、かつて盛んだった捕鯨に関する資料を展示する大洗海洋博物館もありますが、開館日は限られているので、訪れる前に公式サイトで確かめましょう。今も多くの人が参拝する神社ですので、境内や神磯の鳥居の前では、静かに、敬意をもってお参りしましょう。

酒列磯前神社は、大洗磯前神社と同じ斉衡3年(856)に創建されたと伝わる神社です。大洗には大己貴命が、こちらには少彦名命が祀られたとされ、那珂川をはさんで向かい合う2つの神社は、大洗磯前神社の「兄弟神社」ともいわれています。参道の両側には、樹齢300年を超える椿やタブノキが約300mにわたってトンネルのように茂り、この樹叢は茨城県の天然記念物に指定されています。冬には椿の花が咲きそろいます。歴史ある神社ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。
那珂湊おさかな市場は、那珂湊漁港のそばに、海産物を扱う店や食堂が立ち並ぶ市場です。朝に水揚げされた新鮮な魚介を使った海鮮丼など、この地ならではの味を楽しむことができます。ここで昼食をとりましょう。

アクアワールド茨城県大洗水族館は、平成14年(2002)にリニューアルオープンした、県内最大級とされる水族館で、大小60の水槽におよそ580種、68,000点もの海の生き物を展示しています。中でも自慢は、およそ60種類ものサメを飼育する、日本一の飼育種類数とされるサメの展示です。繁殖にも力を入れており、シロワニやシマザメなど、日本で初めて繁殖に成功したとされる種も少なくないそうです。令和5年(2023)には、フンボルトペンギンやアシカを360度から観察できる屋外エリア「オーシャンテラス」も新たに誕生しました。太平洋の荒波と大洗の海が育んだ豊かな生態系を、間近で観察してみましょう。休館日があるので、訪れる前に公式サイトで確かめましょう。

大洗マリンタワーは、昭和63年(1988)に開業した、高さ60mの展望タワーです。地上55mの展望フロアからは、大洗港や大洗の町並み、太平洋を一望でき、晴れた日には富士山や日光・那須の山々まで望むことができます。この後は、車でおよそ8分、日下ヶ塚古墳へ向かいましょう。
大洗マリンタワーから車でおよそ8分、日下ヶ塚古墳に着きます。磯浜古墳群を代表する古墳で、4世紀中ごろに築かれたとされる、全長およそ101mの前方後円墳です。鏡2面や石でつくられた飾り、玉、鉄製品など、およそ4,000点にもおよぶ副葬品が出土しています。古墳時代前期から中期初頭にかけて築かれた6基からなる磯浜古墳群は、令和2年(2020)3月、国の史跡に指定されました。大きな墳丘の姿を、外から静かに眺めましょう。この後は、車でおよそ8分、幕末と明治の博物館へ向かいましょう。

幕末と明治の博物館は、昭和4年(1929)に、元宮内大臣・田中光顕によって「常陽明治記念館」として開設された博物館です。明治天皇が即位の礼で身につけた装束や、幕末の志士・明治政府の要人たちの書画、桜田門外の変に関する資料などを収蔵・展示しています。平成9年(1997)には新館が増設され、平成22年(2010)からは大洗町が運営を引き継いでいます。休館日があるので、訪れる前に公式サイトで確かめましょう。

茨城県1泊2日
茨城県日帰り
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