奥入瀬渓流を歩き、十和田湖の紅葉に出会う旅


八戸駅に9時50分ごろ着いたら、十和田湖方面へ向かう午前のJRバスに乗りましょう(奥入瀬渓流行きのバスは1日に数便のため、最新の時刻は公式の時刻表で確かめましょう)。渓流沿いを進み、奥入瀬渓流館までおよそ1時間半です。こちらが渓流の散策の入口となる「奥入瀬渓流館」です。館内では、渓流がどのようにして生まれたのか、そこに暮らす動植物の様子などを、パネルや映像、模型を通して紹介しています。それでは、遊歩道を歩いて石ヶ戸まで向かいましょう。

渓流館から遊歩道をおよそ90分歩くと、「石ヶ戸」に着きます。この地方の言葉で「石でできた小屋」を意味する名の通り、桂の木に支えられた大きな一枚岩が小屋のように見えることから、そう呼ばれるようになったと伝えられています。その昔、この場所を根城にしていた女盗賊の伝説も残されているのだそうです。休憩所もあるので、ここで昼食をとりましょう(売店は季節や時間によって開いていないこともあるので、昼食を持っていくと安心です)。身支度を整えたら、雲井の滝へ向かいましょう。

石ヶ戸から遊歩道をおよそ60分歩くと、渓流を代表する滝のひとつ「雲井の滝」に着きます。途中には、荒々しく岩を噛むように流れる姿から「阿修羅の流れ」と呼ばれる早瀬もあり、赤や黄に色づいた木々と白く泡立つ流れが重なり合う、紅葉の季節ならではの景色が広がります。雲井の滝は、崖を流れ落ちる水しぶきが雲のように舞う様子から名付けられたと伝えられ、四季それぞれに異なる表情を見せることで知られています。冬には周囲が雪に覆われ、幻想的な氷の姿へと姿を変えるのだそうですが、今の季節は、色づいた木々を背景に、白い水しぶきが一段と映える美しい眺めを楽しめます。遊歩道からも近く、秋の澄んだ空気の中で、滝の音とともにゆっくりと楽しめる見どころです。ここからは、JRバスに乗って十和田湖畔の休屋へ向かいましょう(バスの時刻に遅れないよう、早めにバス停へ向かいましょう。バス停の場所・時刻は公式の時刻表で確かめましょう)。
雲井の滝からJRバスに乗って、十和田湖畔の休屋へ向かいましょう。休屋に着いたら、湖畔の御前ヶ浜を歩いてみましょう。波の静かな十和田湖の湖面と、色づく木々が織りなす景色が広がります。浜のそばには、彫刻家・高村光太郎が手掛けた「乙女の像」も立ち、夕暮れどきの静かな佇まいを眺められます(2日目に、あらためて間近で見学します)。この夜は、休屋の宿に泊まりましょう。

青森県・弘前日帰り
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