弘前れんが倉庫美術館と藤田記念庭園、アートと庭園を巡るプラン


明治・大正期に建てられ、弘前の風景をつくってきた吉野町煉瓦倉庫を改修して、2020年に開館した美術館です。「記憶の継承」と「風景の創生」をコンセプトに、築100年を超える煉瓦造の建物本来の姿を生かしながら、現代アートの展示空間へと生まれ変わらせました。弘前や東北の歴史・文化を受け継ぎつつ、この土地や建物に呼応する国内外のアーティストの作品を紹介しています。休館日や開館時間は季節で変わるので、公式の案内で確かめてから訪れましょう。
美術館から歩いて約10分。3代藩主の信義が計画し、明暦2年に着工、寛文7年に完成した五重塔で、東北一の美塔といわれています。釘を使わずに江戸時代に建てられ、国の重要文化財に指定されています。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。
最勝院から歩いて約20分。曹洞宗の寺が並ぶ禅林街の奥にある、津軽家最初の菩提寺です。津軽家の先祖・大浦光信の死後、その子の盛信が父のために創建し、慶長15年(1610年)に2代信枚が弘前城の築城とともに今の地に移したとされています。境内には鎌倉時代の梵鐘や、歴代藩主と奥方の霊廟、蒼龍窟の五百羅漢などがあります。冬の間は拝観できない期間があるので、公式の案内で確かめてから訪れましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。

長勝寺から歩いて約20分。大正8年に、日本商工会議所の初代会頭・藤田謙一氏が邸宅を構える際、東京から庭師を招いてつくらせた江戸風の庭園で、弘前市が市制100周年を記念して整備し、開園しました。高さ13mの崖をはさんで、岩木山を望む借景式の高台部と、池を中心にした池泉回遊式の低地部に分かれています。高台部の洋館や日本間などは、大正時代をしのぶ貴重な建物です。洋館には喫茶室もあるので、ここで昼食にしましょう。
藤田記念庭園から歩いてすぐ。弘前藩2代藩主・津軽信枚が1611年(慶長16年)に築いた弘前城のある公園で、400年を経て今も残る天守、3つの櫓、5つの城門は国の重要文化財です。今の三層の天守は、江戸時代に造られた天守としては東北で唯一とされています。天守は石垣の修理にあわせて、位置や見学できる範囲が時期によって変わるので、訪れる前に公式の案内で確かめましょう。桜や紅葉の名所としても知られています。
弘前公園から歩いて約10分、追手門広場にある洋館です。明治39年に日露戦争の戦勝記念として建てられ、昭和6年まで市立図書館として使われました。八角形の双塔をもつ、ルネッサンス様式の木造モルタル3階建てです。
旧弘前市立図書館のとなり。明治5年に県内で最初に開校した私学校とされる東奥義塾に招かれた外国人宣教師のための館で、明治33年(1900年)にアメリカのメソジスト・ミッションボードが設計し、堀江佐吉らが建てました。煙突やベイウィンドウが味わい深く、内部は当時の生活を再現しています。1階には喫茶店もあります。
追手門広場にある観光の拠点です。弘前ねぷたが飾られた1階にはお土産コーナーがあり、2階では津軽塗が下地から完成するまでの48の工程を分かりやすく展示しています。となりの山車展示館では、藩政時代から続く弘前八幡宮の祭礼の山車7台と、津軽剛情張大太鼓を見られます。旅の最後に、お土産を選びましょう。

青森県・弘前日帰り
青森県・弘前1泊2日
青森県・弘前日帰り
青森県・青森市内1泊2日