宮崎神宮とフローランテ宮崎、緑と花に包まれる1泊2日


この旅は車でめぐります。JR宮崎駅に11時ごろ着いたら、駅の近くでレンタカーを借りて(手続きに15分ほど)、車で約11分。宮崎神宮は、日本の初代天皇と伝えられる神武天皇と、その父母である鵜葺草葺不合尊、玉依姫命をお祀りする神社です。社伝によれば、神武天皇の孫にあたる建磐龍命が、九州の長官に就任した際、祖父の遺徳をたたえてお祀りしたのが始まりとされ、その後、第10代崇神天皇や第12代景行天皇の時代にも社殿の造営が行われたと伝えられています。明治時代には、神武天皇の東征を記念する事業として大規模な改築が進められ、明治40年(1907)に現在の姿が完成しました。社名も、明治6年(1873)の「宮崎神社」、明治11年(1878)の「宮崎宮」を経て、大正2年(1913)に「神宮」の号を許され、現在の「宮崎神宮」となりました。長い参道と鎮守の杜に包まれた、荘厳な雰囲気です。静かに、敬意をもってお参りしましょう。

宮崎神宮からは歩いて9分ほどです。宮崎県総合博物館は、宮崎神宮の杜に隣接する県立の博物館です。昭和26年(1951)に宮崎県立博物館として開館し、昭和46年(1971)、自然史・歴史・民俗の3部門を統合した総合博物館として今の姿になりました。自然史展示室では宮崎の森や水辺の生き物を、歴史展示室では旧石器時代から現代までの暮らしを、民俗展示室では山・里・海の暮らしや祈り・祭りを紹介しています。敷地内の民家園には、昭和47年(1972)から53年(1978)にかけて、県内各地から移築された4棟の伝統的な民家が並び、当時の暮らしをしのぶことができます。

宮崎県総合博物館からは徒歩9分ほどです。宮崎県護国神社は、宮崎神宮の境内西側の森に鎮座する神社です。昭和18年(1943)に創立の許可を得たものの、戦時中の資材不足などで建設が中断し、戦後の昭和29年(1954)、宮崎神宮の境内神社として改めて創建されました。宮崎県出身の戦没者を祀り、昭和47年(1972)からは専任の職員が置かれ、独立した運営が行われています。静かに、敬意をもってお参りしましょう。

宮崎県護国神社からは徒歩14分ほどです。宮崎県総合文化公園は、東西450m・南北370mの敷地に、県立図書館や芸術劇場、県立美術館などが集まる文化施設エリアと、緑豊かな県民広場からなる公園です。6月ごろには見頃を迎える菖蒲園があり、フクロウの一種・アオバズクが飛来することでも知られています。園内や周辺には飲食店もあるので、ここで昼食をとりましょう。

宮崎県総合文化公園からは徒歩1分ほどです。宮崎県立美術館は、平成6年(1994)に開館した美術館です。宮崎県出身の画家・瑛九の作品を専門に紹介する展示室を備えており、常設展では代表作を鑑賞することができます。企画展も随時開催されています。休館日があるので、訪れる前に公式の案内で確かめましょう。

宮崎県立美術館から宮崎神宮の車まで歩いて13分ほど戻り、車で11分ほどです。平和台公園は、標高60mの丘陵地に広がる、宮崎市街を一望できる公園です。園内の平和の塔は、紀元2600年を記念する事業として昭和15年(1940)に完成しました。戦後、GHQの指示で塔に掲げられていた文字や像が撤去されましたが、昭和37年(1962)と昭和40年(1965)にそれぞれ復元されています。昭和37年(1962)には、園内に約400体の埴輪のレプリカが並ぶ「はにわ園」も完成しました。昭和39年(1964)の東京オリンピックでは、聖火リレーの第2スタート地点にもなりました。
平和台公園からは車で15分ほどです。橘公園は、大淀川の左岸沿いに、およそ700mにわたって広がる公園です。昭和23年(1948)に開園し、フェニックスの並木と芝生が南国らしい雰囲気を演出しています。ノーベル賞作家・川端康成の小説『たまゆら』の舞台にもなりました。川沿いの散歩道を、のんびりと歩いてみましょう。 今夜は、この近くの宿に宿泊します。

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