鵜戸神宮と猪八重渓谷、飫肥・油津をめぐる日南の日帰りプラン

JR宮崎駅の近くでレンタカーを借りて(手続きに15分ほど)、車でおよそ47分、猪八重渓谷の駐車場に着きます。日南市北郷町の渓谷で、駐車場から五重の滝まで、片道3.0kmの遊歩道(通称コケロード)が続きます。約300種のコケが自生するとされ、まわりにはシイやタブ、カシなどの照葉樹の森が広がります。五重の滝まではゆっくり歩くと片道約90分かかるので、この旅では遊歩道の途中で引き返し、渓谷の流れと森の空気を味わいましょう。携帯電話がつながらないとされる場所なので、無理をせず早めに引き返しましょう。渓流沿いは落石や路肩の崩れがあるので、頭上と足元に気をつけて歩きましょう。この後は、車でおよそ23分、飫肥へ向かいましょう。
猪八重渓谷から車でおよそ23分、飫肥城跡と城下町に着きます。飫肥は酒谷川が三方を囲む城下で、飫肥藩5万1千石の城下町として、江戸時代の初めの町割りが今も残ります。城に近いほうから、上級の家臣、中級の家臣、町家、下級の家臣の屋敷が並んでいたとされ、武家屋敷は格式に応じて門を構え、飫肥石や玉石の石垣の上にお茶などの生垣をめぐらせています。昭和49年(1974)からは、飫肥城を復元する事業も進められました。通りに面した家の敷地には入らず、静かに歩きましょう。この後は、歩いておよそ5分、飫肥の城下で昼食にしましょう。
飫肥城跡と城下町から歩いておよそ5分、飫肥の城下で昼食にしましょう。この後は、車でおよそ18分、油津の堀川運河へ向かいましょう。
飫肥から車でおよそ18分、油津の堀川運河の堀川橋に着きます。山から切り出した木材は、筏で川を下って油津へ運ばれていましたが、河口から荒い外海に出るため、木材が流されることも多くありました。そこで飫肥藩5代藩主・伊東祐実の命で運河が掘られ、2年4か月をかけて貞享3年(1686)に完成したと伝えられます。運河に架かる堀川橋は、明治36年(1903)に築かれたアーチ形の石橋で、吾平津神社の参道も兼ねています。この後は、車でおよそ14分、猪崎鼻へ向かいましょう。
堀川運河から車でおよそ14分、猪崎鼻に着きます。日向灘に突き出した岬で、およそ4000万〜2200万年前に深い海でたまった日南層群の、砂岩と泥岩が重なる地層が見られ、「猪崎鼻の堆積構造」として平成26年(2014)に国の天然記念物に指定されました。砂岩の層の底に見られる「フルートキャスト」は、規模と保存のよさで他に類を見ないとされています。岩場は滑りやすく、崖は崩れやすいので、足元に気をつけ、崖のふちには近づかないようにしましょう。この後は、車でおよそ34分、鵜戸神宮へ向かいましょう。

猪崎鼻から車でおよそ34分、旅の最後は鵜戸神宮です。主祭神の鸕鶿草葺不合尊は、初代の天皇とされる神武天皇の父にあたる神で、岩窟の壁の「お乳岩」は、母の神が子に残したものと伝えられ、安産や子育ての無事を願う人がこの岩に触れていきます。名物の「運玉」は、亀の形をした「亀石」の上の、縄で囲まれたくぼみをめがけて投げるもので、男性は左手、女性は右手で投げるならわしです。足元に気をつけて歩きましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。帰りは、JR宮崎駅まで車でおよそ65分。駅の近くで車を返しましょう。

宮崎県・日南海岸1泊2日
宮崎県・日南海岸日帰り
宮崎県・高千穂1泊2日
宮崎県・高千穂日帰り