称名滝と弥陀ヶ原、立山のもう一つの絶景を巡る1泊2日

この旅は1日目を車でめぐります。富山駅に10時30分ごろ着いたら、駅の近くでレンタカーを借りて(手続きに15分ほど)、車で約40分の立山駅へ。立山黒部アルペンルートの起点となる駅で、標高475mに位置し、ケーブルカーやバスを乗り継いで室堂・黒部方面へ向かう旅人が行き交う玄関口です。今回はここから、アルペンルートの主要な駅とは少し違う、称名滝・弥陀ヶ原方面の隠れた絶景を車でめぐります(2日目は、マイカーが入れない山岳道路をバスで進みます)。続いては立山カルデラ砂防博物館へ向かいましょう。
立山駅から歩いてすぐ、立山カルデラ砂防博物館に着きます。立山連峰の谷あいに広がる巨大な崩壊地形「立山カルデラ」と、そこで進められてきた砂防事業の歴史を紹介する博物館です。ジオラマやシアター、映像ホールなどを通して、雄大な景観の裏にある大地の成り立ちと、防災の取り組みを学ぶことができます。続いては立山博物館へ向かいましょう。
立山カルデラ砂防博物館から車でおよそ9分、富山県立山博物館に着きます。かつて立山信仰の宗教村落だった芦峅寺の地に、平成3年に開館した博物館です。総面積およそ13ヘクタールという広大な敷地に、展示館や遙望館、まんだら遊苑、布橋、教算坊といった施設が点在する、全国的にも珍しい広域分散型の博物館で、立山に育まれてきた山岳信仰の世界をじっくりと巡って学べます。このあたりで昼食にしましょう。続いては称名滝へ向かいましょう。
立山博物館から車でおよそ18分、日本一の落差といわれる称名滝に着きます。駐車場から滝の展望地までは、遊歩道を歩いておよそ30分です。立山の弥陀ヶ原台地から4段にわたって流れ落ちる姿は、深い谷にこだまする轟音とともに、大迫力の光景を作り出しています。間近で見上げると水しぶきが霧のように舞い、その迫力に思わず息をのむことでしょう。雪解け水が豊富な時期には、称名滝のすぐそばに「幻の滝」とも呼ばれるハンノキ滝が姿を現すことがあり、二筋の滝が同時に轟音を響かせる、大変貴重な光景に出会えることもあります。遊歩道や展望台の柵の外には出ず、ぬれた足元に気をつけましょう。なお、称名滝へ向かう道は冬季に通行止めとなるほか、季節や時間帯により通行できないことがあるため、事前に確かめましょう。雄大な自然が生み出すこの迫力ある景色を、心ゆくまで楽しみましょう。1日目はここまでです。この夜は、立山山麓あたりの宿に泊まりましょう。

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