日本三名泉・下呂温泉の街を歩く、定番の湯めぐり日帰りプラン


下呂温泉街は、兵庫県の有馬温泉、群馬県の草津温泉とあわせて「日本三名泉」の一つともいわれる名湯です。室町時代の禅僧・万里集九が、著書の中でこの3つの湯を優れた温泉として取り上げたことが、その評価の始まりと伝えられています。鎌倉時代、湯ヶ峰の頂上付近で湧いていた温泉が突然止まり、飛騨川の河原で再び湧き出したという「白鷺伝説」も、この地に語り継がれてきました。飛騨川沿いには旅館が立ち並び、足湯めぐりを楽しみながら、風情ある温泉街をそぞろ歩くことができます。「下呂」という地名は、かつてこの地にあった宿場「下留駅(しもどまりえき)」に由来すると伝えられています。日本三名泉の一つともいわれる名湯が育んできた、温泉街ならではの風情を楽しみましょう。散策のあとは、クアガーデン露天風呂へ向かいましょう。
下呂温泉街から歩いておよそ5分、飛騨川のほとりにあるクアガーデン露天風呂に着きます。健康づくりを目的とした日帰り入浴施設で、川のせせらぎを聞きながら入る露天風呂のほか、打たせ湯や箱蒸し、泡沫浴など、数種類の湯を楽しめます。日本三名泉の一つともいわれる下呂の湯を、開放的な露天でゆっくりと味わえる場所です。続いては下呂発温泉博物館へ向かいましょう。
クアガーデン露天風呂から歩いておよそ2分、下呂発温泉博物館に着きます。全国でも珍しい、温泉をテーマにした博物館です。「温泉の科学」をはじめとする展示コーナーでは、温泉が湧き出るしくみや、温泉が作り出す鉱物などを分かりやすく紹介しており、館内には足湯や歩行浴も設けられています。下呂の湯を、見て、学んで、そして実際に浸かって楽しめる場所です。続いては加恵瑠神社へ向かいましょう。
下呂発温泉博物館のすぐそば、加恵瑠神社に着きます。「げろ」とカエルの鳴き声にちなんで2010年に創られた神社で、「無事に帰る」などの語呂合わせで親しまれています。ご神体はカエルの石像で、賽銭を納めてお告げを聞くという珍しい参拝の作法でも親しまれています。温泉街らしい、ユーモラスな雰囲気を味わえる場所です。静かに、敬意をもってお参りください。続いては温泉寺へ向かいましょう。

加恵瑠神社から歩いておよそ3分、温泉寺に着きます。下呂温泉街を見下ろす高台に建つ、湯の守り寺として親しまれてきた寺院です。文永2年(1265)、湯ヶ峰で湧いていた温泉が突然止まった際、飛騨川の河原に舞い降りた白鷺が村人を温泉の湧き出る場所へ導いたと伝えられ、その白鷺が中根山の松にとまった木の下から現れたという薬師如来を本尊としてまつっています。最も古い記録は永正4年(1507)の鐘銘で、寛文11年(1671)、禅昌寺八世・剛山和尚を中興開山として再興されました。境内からは温泉街を一望でき、下呂の湯にまつわる伝説と歴史を伝える、貴重な文化財も所蔵されています。今も法要が営まれる祈りの場ですので、境内では静かに、敬意をもってお参りください。続いては下呂温泉合掌村へ向かいましょう。
温泉寺から歩いておよそ8分、下呂温泉合掌村に着きます。白川郷などから移築された、国指定重要有形民俗文化財の「旧大戸家住宅」をはじめ、10棟の合掌造りの民家が集まる野外博物館です。国登録有形文化財の旧岩崎家(民俗資料館)や旧遠山家の板倉も公開されているほか、陶芸や和紙すきが体験できる飛騨工房、桜やモミジに彩られる「歳時記の森」など、見どころが広い敷地に点在しています。かつての飛騨の暮らしを、実際の古民家を歩きながらじっくりと感じられる場所です。続いては縄文公園・下呂歴史記念館へ向かいましょう。
下呂温泉合掌村から歩いておよそ10分、旅の最後は縄文公園・下呂歴史記念館です。縄文時代の遺跡をもとに整備された公園に、下呂の歴史を紹介する記念館が隣接しています。温泉街のにぎわいから少し離れた静かな高台で、縄文時代から続く下呂の土地の歴史に触れながら、旅の締めくくりにゆっくりと過ごせる場所です。

石川県・岐阜県3泊4日
岐阜県日帰り
岐阜県日帰り
岐阜県日帰り