天岩戸神社と天安河原、日本神話の舞台を巡るプラン


この旅は車(レンタカーなど)でめぐります。旅の始まりは天岩戸神社へ。天照大神がお隠れになった天岩戸を御神体としてまつる神社で、古事記・日本書紀に記される天岩戸神話を伝えています。弟の素戔嗚命の乱暴に怒った天照大神が籠もったと伝わる「天岩戸」は、西本宮から拝観できます(定時の案内があります)。岩戸川をはさんだ対岸には、天照大神をまつる東本宮があります。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。

天岩戸神社の西本宮から岩戸川に沿って歩いて約10分。天照大神が岩戸にお隠れになったとき、天地が暗くなり、八百万の神がこの河原に集まって相談したと伝えられる大洞窟で、「仰慕ヶ窟」とも呼ばれます。祈願する人たちの手で積まれた無数の石が、神秘的な雰囲気をいっそう引き立てています。川沿いの道は足元に気をつけて歩きましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。
天安河原から天岩戸神社の駐車場へ戻り、車で約20分。阿蘇山の火山活動で噴き出した火砕流が冷え固まり、侵食されてできた峡谷で、高いところで100m、平均80mの断崖が東西に約7kmにわたって続き、国の名勝・天然記念物に指定されています。高さ約17mから水面に落ちる「真名井の滝」は、日本の滝百選に選ばれた高千穂峡のシンボルです。約1kmの遊歩道が整えられていますが、一部が通行止めになることがあるので、公式の案内で確かめておきましょう。滝の近くや川沿いは足元がぬれて滑りやすいので気をつけましょう。
高千穂峡から車で約5分。レストランや物産館がそろう道の駅で、となりの観光案内所には高千穂の各種観光パンフレットがそろっています。ここで昼食にしましょう。
道の駅から歩いて約5分。約1900年前の垂仁天皇の時代に創建されたと伝わる、高千穂郷八十八社の総社です。本殿と、所蔵する鉄造狛犬一対は国の重要文化財に指定されています。高千穂皇神と十社大明神をまつり、農産業や厄祓、縁結びの神として広く信仰を集めています。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。
高千穂神社から車で約5分。記紀神話で天孫降臨の地と伝わる「槵觸の峰」にある神社です。古くは槵觸の峰そのものを御神体としてまつり、元禄7年(1694年)に社殿が建てられました。瓊々杵尊などをまつっています。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。
槵觸神社から車で約15分。標高513mの丘で、雲海の名所として知られます。雲海は秋から初冬の早朝、条件がそろった日に見られます。雲海が出ていない時間でも、阿蘇の五岳や祖母連山などの大パノラマを楽しめます。民謡「正調刈干切唄」の発祥地でもあります。
国見ヶ丘から車で、町なかの荒立神社へ。瓊々杵尊が降臨する途中で道案内をした猿田彦命と、天鈿女命が結婚して住んだ地と伝えられ、切り出したばかりの荒木で急いで宮居を造ったことから「荒立宮」と名付けられたといわれています。この言い伝えから、縁結びを願う人がお参りする神社です。境内には、7回打つと7つの願いがかなうといわれる「七福徳寿板木」などの板木があります。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りください。日本神話の舞台をめぐる旅を、ここで締めくくりましょう。帰りは、レンタカーを返す場所まで安全運転で。

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