喜多院と本丸御殿、川越の歴史と信仰をたどる日帰り旅

この旅は歩いてめぐります。川越駅からバスで約10分、喜多院のあたりへ。喜多院の北にある、成田山新勝寺の別院です。江戸時代の終わりの嘉永3年(1850年)に、千葉出身の石川照温が開いた真言密教の寺で、本尊の不動明王は、地元で「お不動様」と呼ばれて親しまれています。境内に骨董品が並ぶ蚤の市が開かれる日もあります。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。

成田山から南へ歩いて約5分。寛永15年(1638年)の大火で、寺のほとんどが焼けてしまいました。そのとき3代将軍・家光が、江戸城の紅葉山にあった建物を移して建て直させ、客殿や庫裏、翌年には書院が再び建てられました。無量寿殿とも呼ばれる客殿の奥の仏間には、本尊の阿弥陀如来がまつられ、国の重要文化財です。拝観の時間は公式の案内で確かめましょう。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。
喜多院から東へ歩いて約10分、門前の通りへ。喜多院の門前に続く通りで、このあたりで昼食にしましょう。今も人が暮らし、商いをしている町なので、静かに歩きましょう。
門前通りから北へ歩いて約15分、川越城の本丸のあたりへ。平安時代のはじめの大同年間に始まったと伝わる神社で、室町時代に太田道真・道灌の父子が城を築いたとき、天神さまを合わせてまつり、城の鎮守として本丸の中に置かれました。江戸時代のはじめに、3代将軍・家光が酒井忠勝に命じて建て直させ、その後も幕府が直接まもる神社として格式を保ちました。わらべうた「とおりゃんせ」の発祥の地ともいわれます。今も祈りが続く場所ですので、静かに、敬意をもってお参りしましょう。
本丸御殿から北へ歩いて約5分。川越の歴史の資料を順を追って紹介する博物館で、城下町の資料に加え、蔵造りの町並みを再現した大きな模型や、蔵造りの建物ができるまでの工程の展示があります。休館日は公式の案内で確かめましょう。
博物館のとなり。川越にゆかりのある作家を中心に、日本の近現代の美術を集めて展示する美術館です。画家・相原求一朗の作品を紹介する記念室や、作品にふれて楽しめるタッチアートコーナーもあります。休館日は公式の案内で確かめましょう。
美術館から西へ歩いて約10分。川越城の堀の跡として、今まで残る唯一のものとされます。寛永16年(1639年)に藩主となった松平信綱が城を大きく改めたときに造られたと考えられ、西の大手門から本丸へ敵が攻め入るのを防ぐ役目がありました。今は堀のほか、土塀や門も整えられています。帰りは、本川越駅まで歩いて約20分です。

埼玉県・秩父日帰り
埼玉県・秩父1泊2日
埼玉県・秩父日帰り
埼玉県・さいたま市内1泊2日